NYダウ +147.21 NASDAQ +37.94 英 -11.35 仏 +24.89
独 +39.11 伊 +53.05 スペイン +70.50
ポルトガル +35.35
今月最大のイベントである米連邦公開市場委員会が開かれ、市場予想では
ご存じの通り金融緩和縮小(資産買い入れ規模の縮小)が大半を占めるなか、
月額850億ドルの資産買い入れを当面継続する方針を表明しました。
FRBは今回縮小を見送った理由として、財政引き締めや住宅ローン金利の上昇
による景気への影響をあげています。声明の中で、過去数か月間に見られた
金融状況の逼迫が続いた場合、経済や労働市場の改善ペースが鈍化する可能性が
あるとしました。
またバーナンキFRB議長は記者会見で
「今日の労働市場を巡る状況はわれわれ全員が望むような状態からはなお
程遠い」と発言しています。また同議長は7%近辺と思われていた失業率に
ついて「失業率が6.5%へ低下するまで利上げしない可能性がある」とし、
雇用市場に対して、オリジナルのスタンスに戻ったと言えます。
同日に公表されたFRBによる最新の経済見通しでは2013年の成長率予想を
2.0%~2.3%と6月時点の2.3%~2.6%から引き下げられたことからも、
米国の経済成長に対し非常に慎重な見方であることがわかります。またこの
数字をあげながら縮小発表は出来なかったのだとも思います。
これで米国の大きな懸念が去ったように思えますが、ここは一旦縮小して
経済が失速した場合迅速に緩和をするようにした方が、FRBの柔軟性を示せ、
また市場に安心感を与えると思うのは私だけでしょうか。
さて今週末はドイツの総選挙があります。現在のところメルケル首相陣営
の苦戦を報じるところもあり、今度はヨーロッパから目が離せません。

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