(昨日終値1万4732円、シカゴ日経平均先物 午前4:30現在
1万4740円)
NYダウが金融緩和縮小懸念及び、債務上限問題を背景に下落し、また
円相場が1ドル98円台となったことから、全般的に売り優勢の寄り付き
前。外資系証券の注文状況も2日連続の売り越しとなりました。
オープニングは寄り付き前の注文状況をそのままに、前日比116円安
で開始され、日本時間11時前には下げ幅を135円まで拡大し、
1万4607円まで下落する場面もありました。
しかし、本日に配当権利付きの最終売買日を控えているため、下値では
配当取りを狙った買いが相場を下支えしたことから、それ以上の下落
は無く、すぐに下げ幅を縮小。アジア株が下落をしたにも関わらず、
この配当取りと、継続するアベノミクスへの期待感がアジア株安の不安
を打ち消す形で、底堅く推移をしました。
一時はプラスに転じる場面もありましたが、引き続き米国の金融引き締め
懸念や、債務上限問題が心理的圧迫をしている中、これを打ち負かす要素
は見当たらず、戻り売りに押されてしまい、結局小反落をしての終了と
なっています。
終値は金曜日比9円安の1万4732円、売買高は28億3389万株、そして
売買代金は現在の活況の目安となる2兆円をわれて、1兆9235億円と
なっています。
昨日上昇した銘柄では新型iPhoneの世界的販売が好調と伝えられたことから、
iPhone関連株となる通信株やiPhoneへ部品を納入している会社の株が上昇。
老朽インフラの補修工事や五輪に向けた都市整備による建機の需要高まりを
見越した建機レンタル会社の株価も上昇をしています。
米国の資産買い入れ金額の縮小が騒がれているなか、イエレンFRB
副議長が次期FRB議長候補の筆頭となりました。イエレン氏はハト派
として市場から歓迎されているわけですが、ブルームバーグ社が報道
しているところによると、クロズナー元FRB理事が「インフレ抑制
よりも経済成長の促進に軸足を置くイデオロギー信奉者でない」と
発言したとのこと。縮小については12月中旬までのFOMC会合で
実行されると思われ、この縮小を押し進めていくかは時の経済状況
であります。米国経済の回復速度が鈍っていることは確かですから、
元FRB理事が何を云おうと、緩和はやらざるを得ないと考えています。
むしろ、噂をされている「重箱の隅をつつく性格」をもってして
バブルに警鐘を鳴らしたその「眼力」に期待が集まります。
さて、日本株。昨日は新高値を更新したのが113社に対して、新安値を
更新したのが0社であるなど、リフトアップしている印象です。本日は
配当権利付き売買の最終日ということもあり、外部要因は兎も角も、
ファンダメンタルズから下落幅は限定的な動きになると思われます。
ただ、買い進まれる要因もなく1万4800円を超えて一気に1万5000円
トライまでは行かないと考えています。
<本日の相場格言>
判断を誤ることは正常なことだ。それを修正できないのが異常である
<本日の易経>
きのえ うま = 戻り売り
昨日のお告げは「買い場近し」。
これは昨日の動きでは判断ができませんので引き分けとします
(易経通算成績表28勝23敗11引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間15:00 独10月Gfk消費者信頼感(7)
日本時間15:00 日本8月工作機械受注・確報値
日本時間19:00 英9月CBI流通取引調査(24)
日本時間20:00 米MBA住宅ローン申請指数
日本時間21:30 米8月耐久財受注(±0%)
日本時間21:30 米8月耐久財受注(除輸送用機器 +1.0%)
日本時間23:00 米8月s新築住宅販売件数(42.5万件)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
米5年国債入札
伊国際入札
アスムセンECB理事講演
ワイトマン独連銀総裁講演

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