NYダウ -61.33 NASDAQ -7.15 英 -19.93 仏 -0.26
独 +1.03 伊 +24.66 スペイン +75.30
ポルトガル +48.88
昨日発表されたユーロ圏及び米国の経済指標は強弱入り混じるなか、欧州
株式市場はまちまちとなり、米国は5日続落となっています。
昨日発表された欧州の経済指標では独10月Gfk消費者信頼感指数
(独市場調査会社Gfkが発表する景況指数で家計や国の経済状況が
1年前・1年後どうなるのかのアンケートの集計)は、ほぼ予想通り
となりましたが、フランスの企業景況感は予想を下回り、また前月をも
下回るものでした。
しかし、今月23日にECBのドラギ総裁が
「必要なら新たなLTROを用いる用意がある」
と発言するなど長期資金を追加供給する準備があるとしていることや、
その発言後もクーレECB理事が
「ECBは長期間低金利を維持することを想定する」
などと発言していることから過剰流動性が継続するとの考えもあり、悪い
要因が揃う中で相場を支えた原因となりました。
一方米国は既述の通り5日続落となっています。
昨日の要因としてウォルマートが在庫の積み上がりを背景に発注を控えると
アナウンスしたことが新たな下落の原因といえますが、頭を抑えているのが
連邦債務の上限問題と2014年度の予算案をめぐる与野党協議の難航です。
債務上限引き上げ問題ではルー財務長官が上下院の幹部に書簡を送り、10月
半ばまでに米政府の資金が底を突きデフォルトを回避するための早急な対応を
求めています。現在のところ前回同様ギリギリとなった今になっても、合意に
達していません。個人的には最悪の事態は起こらないと思っていますが、市場
は不安でしょうがないようです。
発表された8月の耐久在受注額は市場予想を上回ったものの、設備投資の先行
指数となる航空機を除く非国防資本財の新規受注は予想に届きませんでした。
また8月の新築住宅販売件数は市場予想を上回る42.1万戸と前月比+7.9%
の増加となり、回復をしていることを印象づけるものですが、過去50年間の
中でこの42.1万戸はまだまだ低い水準です。毎年200万人も人口が増加して
いるなか、過去50年間でも低水準であることは決していい数字とは言えません。
本日は失業保険申請件数及び8月の中古住宅販売保留件数が注目されます。

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