NYダウの3日連続下落や、リスク回避からの円高によって予想通り寄り付き
前から輸出企業は売り優勢となり、また日経平均の下落を見越しての寄与度の
髙い銘柄も売り優勢の状態。
寄り付きから幅広い銘柄に売りが入り、いきなり前日比229円安で始まり下値
を試す展開になりました。昨日も指摘した通り市場には過熱感がありましたので、
それを意識した売りやリスク回避からの円高も加わり、先物主導で切り下がり
10:33には下げ幅が423円となる1万5326円まで下押しされました。
先物主導の売り一巡後は一部で買戻しがはいった模様で、押し目買いらしい押し
目買いも入ってこなかったなか、今回の下落をその好機であると捉えた筋からの
買い注文が入り下げ幅を縮小して前場は終了しました。
円相場もやや円安に回復をしたことから、後場に入ると値を戻して当初の
ターゲットと目されていた1万5500円を回復する場面もありました。しかし、
この1万5500円上で安定せずむしろこのレベルで頭が重たくなったことから再び
下落。ファンドによる円の売りポジションと株の買いポジションを解消する動きが
継続し、下げ幅を拡大しての終了となりました。
結局終値は前日比341円安の1万5407円、売買高25億4009万株、売買代金は
2兆3876億円。東証第一部の値上がり銘柄数が199に対して値下がり銘柄数は
1483となっています。
昨日の下落は上述の通り341円安で実に2.17%の下落となっています。しかし
ここ一か月で1600以上の上昇をして来たわけですから、昨日の下落はいわゆる
‘自律調整の範疇内’といえるかもしれません。
今朝米国で発表された地区連銀報告で「米経済が控えめ(modest)から緩やかな
(moderate)ペースで拡大した」と英語的には上方修正をしている一方で、大注目の
雇用に関しては全地区で「雇用が控えめに増加もしくは横ばいだった」と指摘をして
います。昨日のADP全米雇用者数は予想の17.5万人を上回る21.5万人となり
ましたが、雇用に関しては金融緩和縮小に「Goサイン」を出すまでに至らない状況
ではないかと個人的には思っています。
NYダウはアジア株やヨーロッパ株の下落の流れを引き継ぎ、下落をして終了
しましたが、金利に敏感な自動車販売や住宅販売が好調なことから米国経済の
底堅さを好感して大きく値を戻して終了しています。
今日の日経平均株価は比較的レンジの狭い動きではないでしょうか?
また為替も一時は損切りを含めて一時101円台に入りましたが、現在は102円
を回復しているなどから、昨日のような大幅な下落にはならず底堅く推移を
するのではないかと思います。ただし、重要経済指標を控えるなか上値も重たい
とも考えています。上値の目標は昨日後場に頭の重たくなった1万5500円かと
思います。
<本日の相場格言>
勝ち易きに勝つ
<本日の易経>
きのと み = 買い一貫
昨日の御告げは「買い安心」でした。昨日‘今日の相場易経は無視’と
しましたが、まさにその通りで、当然昨日の易経は「×」です
(易経通算成績表46勝42敗23引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況
日本時間09:30 豪10月貿易収支(3.75億豪ドル赤字)
日本時間21:00 英銀行金融政策委員会政策金利発表(0.5%の据え置き)
日本時間21:00 英銀行資産購入枠発表(3750億ポンドで据え置き)
日本時間21:30 米11月チャレンジャー人員削減予定数
日本時間21:45 欧州中央銀行理事会政策金利発表(0.25%に据え置き)
日本時間22:30 米新規失業保険申請件数(32.3万件)
日本時間22:30 米第3四半期GDP改定値(3.0%)
日本時間22:30 米第3四半期個人消費改定値(前期比年率1.5%)
日本時間24:00 米10月製造業受注指数(-1%)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
日本10年債入札(2兆4千億円)
ロックハート米アトランタ連銀総裁講演(日本時間22:15)
ドラギ欧州中央銀行総裁、記者会見(日本時間22:30)
フィッシャー米ダラス連銀総裁講演(日本時間26:15)

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