(昨日終値1万3615円、シカゴ日経平均先物 1万3540円)
SQ値が発表されるこの日。NYダウの上昇と円安が伴ったものの、
主力輸出株は買い優勢だった一方で、寄与度の高い銘柄は売りと上昇
への足並みがそろわない寄り付き前の注文状況でした。
外国証券の寄り付き前の注文状況は売りが1050万株に対して買いは
1200万株とこちらは買い越しの状況。
8月のSQ値は1万3640.03と発表。これを目標とする一日の動きの
スタートとなりました。
寄り付き前の注文状況は、上述通り寄与度の高い銘柄は売り優勢でしたが、
寄り付き後から日経平均は順調に上げ幅をのばし、一時は前日比149円高
となりました。上昇の背景には昨日までの二日間で800円近い下落をした
ことに対する、自立的反発があったと考えられます。
その後投機筋が、これまでの下落場面同様に売り崩しを狙っているような
先物売りを仕掛けてきて下落に転じてしまいました。これまでと同じように
株価が下落をすることで円高になる負のスパイラルが再現され、下落幅が拡大。
勢い余って1万3600円を割り込む場面もでました。
昨日注目ポイントとしてあげた中国の経済指標ですが、午前中に発表された7月
の消費者物価指数及び生産物価指数や、生産者物価指数(将来の消費者物価指数
に影響を及ぼす)は予想を下回りまわる物でしたが、株式市場への影響は限定的
でした。
午後に発表された7月の鉱工業生産、7月小売売上高、また7月固定資産投資は
予想に対してはまちまちではありましたが、鉱工業生産が9.7%増で予想の8.9%
を大きく上回ったことでショートカバーが流入。前日比マイナス圏から急激に
回復し結局、木曜日比+9円高の1万3615円で終了しました。売買高は22億
1414万株、また売買代金は2兆0309億円と前日より減少をしています。
NYダウは利益確定により反落し、また円相場も再び96円前半まで下落を
していることから、下値試しの動きが継続することが予想されます。
また金曜日の終値はSQ値を下回ったことから、傾向を考えると今後の頭の
重たい動きとなる可能性があります。
過去二日間買い場だと思っていたのですが、なかなか上昇しない現状を考える
と、1万3700円台オーバーになると売りを考えたくなる相場となっています。
スタンスは買いからニュートラルへと変更いたします。
月曜日は上昇をしても頭の重たい展開となるのではないでしょうか。少なくとも
買い意欲は低下すると考えています。
<テクニカルからの視点>
昨日も結局上げきれず。これで6月中旬からのサポート・ラインを完全にブレーク
となってしまいました。今後は11月中旬からのサポートラインが一層意識される
のではないでしょうか。市場では6月13日の下値の1万2415円を意識した
下落をするとの声も聞かれますが、ちょっとそれは言い過ぎなのではと考えて
います。下値メドとしては1万3500円そして、一目均衡上の雲下限値である
1万3375円があげられます。
<月曜日の易経>
かのえ いぬ = 弱気に推移
昨日のお告げは「買って大利」。
終値は結局一昨日と変わらずでした。また一昨日の終値を割り込んだ時間
も短かかったために、「買って大利」とは必ずしも言えない動きでした。
よって昨日は×とします。
(易経通算成績表18勝10敗4引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本、第二四半期GDP速報値(前期比+0.9%)
日本時間08:50 日本、第二四半期GDP速報値(前年比+3.6%)
日本時間08:50 日本、第二四半期GDPデフレーター速報値(‐0.7%)
日本時間13:30 日本、6月鉱工業生産・確報値
日本時間27:00 日本、米国7月財政収支(900億ドル赤字)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
ギリシャ第二四半期GDP速報値(前年比-4.8%)
イタリア12か月物国債入札(75億ユーロ)

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