独 +20.94 伊 +76.30 スペイン -17.80
ポルトガル -4.94
日本のGDPが予想よりも下振れをしたものの、その影響は欧米では異なり
ました。
欧州ではこの日本のGDP影響は少なかったと言えます。欧州を引っ張るのは
やはり中国の動きです。
中国の鉱工業生産が先週大きく上振れしたことで、鉱山株がリードした先週末の
欧州相場。昨日は香港の新聞が「中国政府が景気下支えに向けて、主要都市や州に
密かに支援策を提供している」と報じたことから中国経済の悪化への警戒感が
後退し、安心感が拡がったことで欧州株に買いが流入したと考えています。
また昨日は欧州の景気動向にもポジティブ・ファクターが出たこともプラス要因に
働きました。それはギリシャのGDPの発表です。ギリシャのGDPは前年比
マイナス4.6%と第一四半期の5.6%から縮小し、これはエコノミストの予想の
-5%を上回るものです。前年第四四半期そして今年の第一四半期のGDPの
減少率が足踏みをしていたことを考えると、依然としてマイナスながらこちら
は良好であったと言えます。また今年1月から7月までのプライマリー・バランス
(基礎的財政収支)は26億ユーロの黒字に転換しているとWSJ紙が報じており、
ギリシャ懸念が和らいだこともプラスに働いたと考えられます。
本日はドイツのZEW(欧州経済研究センター)が8月のドイツの景況感指数を
発表し、また明日はユーロ圏の第二四半期のGDPが発表されます。欧州経済の
底打ち感の雰囲気が少しずつ出始めていることから、これらの数値には注目です。
日本のGDPの数値に反応をしなかった欧州市場ですが、米NYダウは日本の
GDPの下振れを嫌気してことと、高値警戒感から大幅安で寄り付きました。
その後アップル社が9月に新しいiphoneを発売するとの噂から上昇し、また
スマートフォンの草分け的存在であるブラックベリー社が合弁事業や提携、また
身売りなどの可能性を含めた経営戦略を模索していると発表したことから、
テクノロジー系に買いが入ったことで、ナスダックスが上昇。NYダウはこれに
つれ髙となりプラスに転じる場面もありましたが、本日発表される小売売上高を
待ちたいとの気運が高まったことで、結局小幅安で終了しています。
昨日は海外での要人から目立った発言はありませんでした。

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