NYダウは小幅高ながら続伸し史上最高値を更新したものの、米国債券の金利
低下に伴う円高状況は変わらず、円相場は101円台前半とやや円高水準で推移
していたため、寄り付き前の主力輸出企業の注文状況は売り買い拮抗。その
一方で日経平均への寄与度の高い銘柄は売り優勢となっていました。外資系
証券会社の注文状況は280万株の買い越し。
寄り付きはやや円高となっていることや、一昨日に引き続き短期的な過熱感から
の利益確定の動きが強く売り先行でスタート。本日28日は米国が感謝祭の為、
株式市場を含め金融市場が休場となるためか、なかなか積極的にポジションを
取り難いためか、売り一巡後も低空飛行を続けました。
さらに下押しをするかと懸念されましたが、円相場が1ドル=101.40円とやや
円安に動いたことや、下値が堅かったことから下げ幅を縮小して前場は終了しま
した。
後場に入るとドイツでメルケル首相が率いる与党キリスト教民主と社会同盟の
保守連合と野党社会民主党が連立で合意をしたとの報道を受けてユーロ高となり、
ユーロ円そしてドル円を押し上げ円安となりました。また生保各社が決算発表で
外債の積極的運用を示唆したことも、ドル円などの上昇(円安)を支援し、株価を
押し上げましたが前日の終値には届かず、そのまま折り返しをして終了しています。
終値は前日比65円安の1万5449円、売買高は21億6709万株、売買代金は
1報9263億円、値上がり銘柄数552、値下がり銘柄数1071、年初来高値更新55、
年初来安値更新1となっています。
昨日の上昇銘柄の中でのトピックスとして、米軍のB52 爆撃機2機が中国が
東シナ海上空に設定した防空識別圏内を、事前通報無に飛行したと報じられ、防衛
関連銘柄が上昇したことがあげられます。
さて、本日ですが円相場が東京市場からの上昇の流れを継続し、また昨日発表された
米新規失業保険申請件数が、予想の33万件でなく31.6万件となったことで、再び
12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和縮小が意識されて102円台に
入っていることや、NYダウが上昇をしたのは追い風となります。
本日は米国は感謝祭の為休場となり、ボリュームの落ち込みが予想されますが、
3日連続下落をしたことである程度あく抜けをした感もあり、上述の外部的
要因により上値を試してくるのではないかと思っています。
テクニカル的には5日移動平均線を1週間ぶりに下回ったことや、売買代金が
2兆円を下回ったことなど気がかりではありますが、下押しの決定打とはなら
ないと考えています。
<本日の相場格言>
相場に向かうべからず、機に乗るべし
<本日の易経>
つちのえ いぬ = 休むも相場
前日の御告げは「売りに利あり」でした。昨日の動きを考えるとこれは文句なく
「○」ですね
(易経通算成績表44勝41敗21引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本対外及び対内証券売買契約等の状況
日本時間17:00 スペイン第三四半期GDP確報値
日本時間17:55 独11月失業者数(±0人)
日本時間17:55 独11月失業率(6.6%)
日本時間19:00 ユーロ圏11月経済信頼感(98)
日本時間19:00 ユーロ圏11月消費者信頼感・確報値
日本時間22:00 独11月消費者物価指数・速報値(前年比1.2%)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
日本2年債入札(2兆9000億円)
伊国債入札

ランキングへのクリックをお願いします
人気ブログランキングへ