FOMC結果は市場の予想通り ~No Dramaだったが、タカ派かハト派は良くわからない~ | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株式市場

NYダウ -61.59 NASDAQ -21.72 英 +2.97 仏 -3.98
独 -11.77 伊 -89.97 スペイン ‐85.20
ポルトガル +79.73

~欧州~
欧州には差し迫った危機もなく経済指標が冴えない中、ECBによる当分の
金融緩和は約束されており、また必要ならば資金提供もするとされている
ため、欧州各国の株価は高値圏を維持しています。先日の経済紙バロンズでの
アンケートでも欧州株への期待が高まっていることがわかります。

昨日は基本的には小動きです。昨日発表されたスペインの第三四半期GDP
やドイツ10月の失業率はほぼ予想で通りでした。スペインについては
デギンドス経済相が「成長を確固たるものにするため改革の継続が必要である」
と話した通りで、第三四半期のGDPは前年比でマイナス1.2%と、相変わらず
のマイナスですが、前期の-1.6%からは改善をしているのはポジティブでは
なかったでしょうか。
また10月のユーロ圏経済信頼感(EUの企業・消費者調査から算出され、産業
信頼感指数・サービス信頼感指数・消費者信頼感指数から構成される)は6か月
連続で改善し、市場予想よりも上振れしたのですが、こちらはマーケットには
全く影響を与えることはできませんでした。

~米国~
終値で史上最高値を更新したことや、アジア・欧州の株式市場が堅調だったことを
うけ、昨日も前半はプラス圏で推移をしました。来週の雇用統計の参考材料となる
10月ADP全米雇用報告で民間就業者数の増加幅が市場予想の15万人増に対して
13万人増であったことから、金融緩和継続期間の長期化の見方が強まりましたが、
買い一巡後はFOMC声明待ちムードが高まり、声明発表後に売りが優勢となり、
そのまま下落をしての終了となっています。

FOMCの声明について私個人は、資産買い取り縮小へのハードルをあげたと
思っているのですが、市場では直近の経済指標と比較して、今回のFRBの景気
認識がやや強いとの声も聞かれています。縮小時期については来年3月が市場の
コンセンサスになりつつあると思われます。

大元の緩和縮小の基準は「失業率6.5%を上回り、向こう1~2年の
インフレ率予測値が委員会の中期的な目標である2%を0.5ポイント上回らず、
中長期におけるインフレ期待がしっかりと抑制されていること」と変更はあり
ませんでした。




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