(昨日終値1万4713円、シカゴ日経平均先物 1万4775円)
基本的な動きはここのところ全く変わっていません。高値を維持していますが、
全くボリュームは増えてこず、ただ企業業績の上振れに対する期待感から下値
は限定的となっています。
NYダウが7ドルの小幅安になったことや、夜に発表される米9月の雇用統計
の発表を控えて、投資家は様子見に入っていたことを背景に、寄り付き前は
上振れが期待される主力輸出株はやや買い優勢となったようですが、他はまち
まちの状況。また外資系証券会社からの注文も290万株の買い越しと、今月に
入ってから下から4番目の買い越し幅に留まりました。
前日比16円安で寄り付き、これまで上昇していた不動産・建設などの内需系
が下落をしたことで、朝方は下値を探る展開となり、スタート約30分後に
52円安の1万4641円まで指数は下げたものの、売り一巡後はじめに書いた
ように企業業績の上振れ期待から反発。前場は1万4700円手前で取引を
終了しました。
後場に入ると1万4700円台をつけ、また円相場もジワジワと円安となった
ことから先日からこの場で書いているチャートポイントの1万4750円超えを
窺う動きとなりました。東証一部の騰落数も値上がり銘柄数が目立ってきたも
のの、今回も一昨日に引き続き1万4750円が抜けきれず、指数は途中反落し、
1万4700円を割り込む場面もありました。
現在の勢いでは手じまって終わるというよりも、買い越しで終わる状況である
ことを反映してか、その後1万4700円を回復してからは売り物も少なく、
狭いレンジでの取引に終始をして引けとなりました。
結局終値は前日比19円高の1万4713円となり、9月27日以来の1万
4700円台での終値となっています。売買高は21億7247万株、売買代金は
1兆4826億円と今年6番目の低水準でした。
昨晩発表された9月の雇用統計ですが、前月の非農業部門雇用者数が19万
3000人と速報値の16万9000人から上方修正されたものの、9月のそれは
市場予想の18万人増に到底届かない14万8000人と失望させられる増加数
に留まりました。
一方の失業率は7.2%と、こちらは前月より0.1ポイントの改善をし、2008年
11月以来の約5年ぶりの低水準となったのは好感できますが、これは労働参加率
が低下していることからくる数字のマジックで、数字ほど評価できるものでは
ありません。
回復の速度は遅いが確実に回復をしている雇用市場の状況は変わって無いようです。
来月の雇用統計は連邦政府の一部機関の閉鎖が影響した統計が発表されますので、
数値の悪化が見込まれています。
さて本日ですが、雇用統計の発表を受けてFRBの資産購入プログラムの縮小
開始が延期されるとの思惑からNYダウは買われ、またインフレ期待の金価格
も上昇をしています。
先日書いたように、「雇用統計を受けて円高に進みこれが相場の頭を抑えるの
では?」と危惧をしましたが、円相場は一時97円台をつけるも、98円台を回復
しており、日本株式市場にとっては(そして強気の人々にとっても)心地よい
フォローの風です。
一部オシレーターが‘買われ過ぎ’や‘売りサイン’を出していますが、5月からの
レジスタンスラインも突破したことですし、本日は気持ちよく更なる高みへと昇る
こと存じます。
<本日の相場格言>
相場に逆らうな
<本日の易経>
みずのえ いぬ = 押し目買い
昨日の御告げの「動きなし」。う~ん正直すごく微妙。レンジはおおよそ100円
ありますが、何かの方向性を示せたのかといえば、それは違いますし・・・
よって昨日は「引き分け」といたします。
(易経通算成績表36勝30敗15引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間09:30 豪第三四半期消費者物価指数(前年比1.0%)
日本時間15:45 仏10月企業景況感
日本時間20:00 米MBA住宅ローン申請指数
日本時間21:30 米9月輸入物価指数(前月比0.2%)
日本時間22:00 米9月住宅価格指数(前月比0.8%)
日本時間23:00 ユーロ圏10月消費者信頼感・速報値(-14.5)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
イングランド銀行金融政策委員会議事録公表(10月9~10日分)

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