スッキリしない米財政協議 ~これでは動けない~ | 相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万4250~1万4450円)
(昨日終値1万4441円、シカゴ日経平均先物 1万4400円)

前日のNYダウが64ドルの上昇となったことや、円安に振れたこと、
そして米財政協議が近日中にまとまるとの思惑から上昇機運が高まった
昨日。

寄り付き前の注文状況は売り買い拮抗で、外資系証券会社の注文状況も
10万株の売り越しで、外部的要因を好感したものではありませんでしたが、
寄り付きは106円高で始まり、今月2日以来の1万4500円台を回復
しました。

しかし、1万4500円超で止まった時間は短く、開始後は1万4400円台と
1万4500円台を行き来しながら利益確定の動きに押される形で徐々に
上値が重たくなり、開始後1時間には完全に1万4500円台を割り込みました。

これまで5日続伸となったことで利益確定の動きが出やすいこと、円相場
がじわじわと円高となってきていること、そして何よりも米財政協議に於いて
楽観度は高まっているものの、具体的なものは何も出ていなことが値を重たく
した原因となったと思われます。

昨日から再開された国会で、午後に安倍首相が行った所信証明演説は、
「経済再生、財政再建、社会保障改革を同時に達成しなければならない」と
いうこれまでの発言からなんら変わりはありませんでした。今後の国会審議で
より具体化し、現実性を増すことへの市場の期待感は高いと思われますが、
キック・オフされただけということもあり、市場への影響はありませんで
した。

終日金曜日の終値を割り込むことはありませんでしたが、台風の影響もあってか
売買も膨らまず、引けにかけて上げ幅を縮小しての終了となりました。
終値は36円高の1万4441円、売買高は20億548万株、売買代金は
1兆6203億円と9月2日以来の低水準。また値幅も95円と100円にも
届いておらず、いかに市場が閑散としていたかがよくわかります。

さて、妥結近しと思われていた米財政協議が、再び暗礁に乗り上げている
ようです。ホワイトハウスのカーニー報道官は「上院では問題解決に向けた
話し合いが進展したとしているが、現時点ではまだ合意には程遠い」と会見
で述べており、日本時間の金曜日の朝に迫っているデッドラインまで、合意
まで長い道のりが続いています。

これを受けて米株式市場は下落をし、また円高となっています。午前中は台風
の影響がありますので、薄いマーケットの中下値試しとなると思いますが、
財政協議の妥協の期待感も当然あり、昨日同様に狭いレンジとならざるを得ない
のではと考えています。

<本日の相場格言>
分別過ぐれば、大事の合戦は成り難し

<本日の易経>
きのと う = 中断もみ合い

昨日の御告げの「買い一筋」。これは文句なしにアウト。よって「×」と
します。
(易経通算成績表33勝29敗14引き分け)

★□本日の経済指標□★
日本時間17:30 英9月失業率(4.2%)
日本時間17:30 英9月失業者数(-2.5万人)
日本時間18:00 ユーロ圏9月消費者物価指数・確報値(前年比1.1%)
日本時間18:00 ユーロ圏8月貿易収支
日本時間20:00 米MBA住宅ローン申請指数
日本時間23:00 米10月NAHB住宅市場指数
日本時間27:00 米地区連銀経済報告
*カッコ内は全てマーケット予想

★☆イベント☆★
日本5年債入札(2兆7000億円)
フィッシャー米ダラス連銀総裁講演(日本時間08:15)
ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演(日本時間26:30)
ドラギECB総裁講演(日本時間27:00)




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