完全に仕切り直し。本日はどこで下値が止まるのか | 相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万3500~1万3800円)
(昨日終値1万3752円、シカゴ日経平均先物 1万3545円)

イベントリスクに晒され、この二日間の上昇理由のはしごを外されたことに
なり、振出しに戻ってしまった感が強い昨日の日経平均株価です。

昨日はNYダウが113ドルの下落となったことや、円安が一服したことから
イベントリスク発生前からも、下落しての開始が予想された昨日。前日に上昇
していた国債優良株や、主力輸出株そして、寄与度の高い銘柄が寄り付き前から
売り優勢。
外資系証券の注文状況は売りが1080万株に対して、買いが1090万株と
こちらは売り買いがほぼ拮抗していました。

寄り付きは前日比204円大幅安で始まりましたが、下落は予想の範囲以内で、
昨日指摘した通り押し目買いのスタンスに株価はその後反発し、円相場がこれに
歩調を合わせる動きをしたことも幸いして、予想通りの1万4000円を試す動き
となりました。

節目の1万4000円を前にして動きが鈍っていたところに飛び出したのが
麻生財務大臣と菅官房長官の閣議後の会見での発言です。
麻生大臣は「今の段階で法人税を引き下げることに効果は少ない」
と話し、また
菅官房長官は「法人税減税について安倍首相がそのような指示を出した事実はない」
事を明らかにしました。
前日までの株価の上昇や円安が「法人税減税」の報道を基としていたこを考えると
この2閣僚の発言はこれまでの上昇理由を否定するもので、市場には事故そのもの
となります。

これらの発言が伝わった後、当然のことながら円高に反転し、また株価も下落せざる
を得ませんでした。
その後、一昨日にできたマイナーポイントである1万3700円を割り込む
事はありませんでしたが、結局は前日比297円安の1万3752円で日経平均
株価は終了。売買高は20億4214万株、売買代金は1兆6886億円と報告
されています。

昨日は押し目買いのスタンスが続くとしましたが、2閣僚の発言でこれは
完全に吹っ飛んでしまいました。個人的には完全に否定するのではなく、
条件付けをした法人税減税否定をすればよかったと思ったのは私だけでは
無いでしょう。
いずれにしても、過去二日間の上昇はこれで終わり、仕切り直しとなりました。

本日はNYダウが大幅に下落をしていることや、リスク・オフの動きのなかで
円高となっていることなどから、再び1万3500円の固さを確かめる動きとなる
ことが考えられます。1万3500円で止まってくれたらいいのですが。

<テクニカルからの視点>
昨年から始まったアセンディング・ラインを試す勢いにならざるを得ない状況と
なります。このラインが示す現在値は1万3500円近辺。

直近の下値のメドとしては今月12日と13日にできている1万3689円と
1万3658円のギャップ(窓)埋めとなりますが、これは本日埋めてきます。

その下となると一目均衡表の雲の下限が示す1万3571円、そして1万3500円
となります。そしてそのしたとなると、パラボリックが示す1万3452円が
あげられます。

<本日の易経>
きのえ とら = 売り一貫

昨日のお告げは「模様眺め」。
途中までは確かに模様眺めだったかもしれませんが、上昇後に明確な下落相場
となったことから、模様眺めを決め込むには無理がありました。よって昨日の
お告げは「×」となります。
(易経通算成績表18勝12敗5引き分け)


★□本日の経済指標□★
日本時間17:00 ユーロ圏6月経常収支
日本時間18:00 ユーロ圏6月貿易収支
日本時間18:00 ユーロ圏7月消費者物価指数確報値(前年比+1.3%)
日本時間21:30 米第2四半期単位労働コスト速報値(+1.3%)
日本時間21:30 米第2四半期に法業部門労働生産性速報値(+0.5%)
日本時間21:30 米7月住宅着工件数(90.5万件)
日本時間21:30 米7月建設許可件数(94.5万件)
日本時間22:55 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(85.5)

*カッコ内は全てマーケット予想

★☆イベント☆★
特になし




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