(昨日終値1万4258円、シカゴ日経平均先物 1万4250円)
「これだ!」という決め手に欠けるなか、為替ドリブンの相場展開と
なっています。
金曜日に発表された米雇用統計により、「9月にも」と囁かれている米金融緩和
縮小が遠のいたとの観測や、円相場が円高となった事を受けて、寄り付き前
から輸出企業を中心に売り圧力がかかりました。
外国証券の注文状況は売りが1180万株に対し、買いが1650万株とこちらは
買い優勢。
寄り付きは前述の円高要因、及び木・金曜日の二日間で800円近く上昇をした反動
もあり、金曜日比148円安でスタート。売り一巡後は、海外年金ファンドの買い
が継続していることや、円相場が円安に振れたこともあり、一旦は下げ幅を縮小
する場面もありました。しかし、日経平均先物に売りが入ったため200円を
超える下落となりました。
その後は25日移動平均線(1万4285円)を下値メドとして、1万4300円前後
でもみ合う形に終始し、動意薄の状態となってしまいました。
引けにかけて再び円相場が98円台後半から98円半ばまで円高となったことから
下押し圧力がかかり、結局208円安の1万4258円で終値を迎えています。
売買高は19億9669万株、売買代金は1兆6431億円と少なく、典型的な夏枯れ
相場となっています。「薄商いに売りなし」という相場格言がありますが、日経
平均のメインドライバーとなっている円相場が円高となったことから、この格言
は昨日は当てはまらなかったようです。
昨日は東証一部全銘柄のうち59%の銘柄が下落をしましたが、前年同期比6倍の
大幅増益となったと東洋紡が決算発表し、また2020年の夏期オリンピック
開催地で、東京が最有力候補となっている事を背景にオリンピック関連として
業種として繊維製品が上昇しています。
さて本日。海外の株式相場が総じて下落をしていることや、円高が修正されて
ゐないことなどから、上昇圧力がかかりにくい環境です。
また昨日の終値1万4200円台は別段大きな流れの中での値ごろ感がでるポイント
ではありません。積極的な買い手は出にくく、頭は重たく下値を探る展開となると
考えています。
<テクニカルからの視点>
昨日の下落で現在の相場は、土曜日に紹介したダウントレンドの中にいることが確認
された形です。このトレンドが再認識されたことから、1万4005円から1万4129円
にあるギャップ(窓)を意識せざるを得ません。下値メドとしては、このギャップを
埋めるべく1万4000円がまずはメドとなります。その下としては75日移動平均線に
当たる1万3967円やボリンジャーバンドの-1σがある1万3973円があげられます。
<本日の易経>
きのえ たつ = 買いに安心
昨日のお告げは「買いに利あり」。
昨日の相場は陰線で終わっていますので、買いに利があったとは言えず、
×といたします。
(易経通算成績表16勝8敗4引き分け)
ランキングへのクリックをどうぞよろしくお願いします
人気ブログランキングへ