(昨日終値1万4129円、シカゴ日経平均先物 1万3935円)
NYダウが前日比プラスとなったものの為替で円高が進行したために、
予想通り底値探しの展開となりました。寄り付き前もこの円高を背景に
主力輸出企業の株また、下落が見込まれるために日経平均への寄与度の高い
銘柄も売り先行となりました。外国証券会社の注文も売りが1690万株に
対して、買いが930万株と、今月に入って初めての売り越し。
寄り付きから売り先行となり、始値は前日比223円の窓を開けてのスタート
となりました。すべての業種が下落をするなか、特に銀行業、保険業、ゴム
製品が下落を引っ張りました。売り一巡後に一旦上昇する場面もありましたが、
週末を控えてか様子見ムードが拡がり、戻りの鈍さを確認すると再び売りが
膨らみ下落幅を拡大しました。
為替の戻りがいっこうに見えず、むしろより戻しのない中、円高が進んだ
ために日経平均は後場になっても売りは止まらず。日銀のEFT買いが観測
されたとの話しが伝わり下落の足を止める場面もありましたが、取引時間中に
発表されたJFEの決算が市場予想に届かなかったことをきっかけに、売り圧力
が一段と強まり、投げ売りを巻き込む形で下げ幅を拡大して終了をしています。
売り手としては、先日お伝えしたヘッジファンドの売りが観測されています。
結局終値は木曜日比432円安の1万4129円、売買高は27億1432万株、
そして売買代金は2兆3712億円となりました。
木曜日・金曜日と失望させられる企業決算をきっかけに売り圧力がかかって
いるわけですが、参議院選という大きなイベントを超えて、この好決算を
期待していた市場を裏切る物が出てきており、失望売りへ傾いてしまったと
思います。
企業決算が本格化する中、厳しい動きが続くかもしれません。
下値では拾っていきたいのは変わりありませんが、現況は積極的に
買いを入れていく場面ではないと思っています。
<テクニカルからの視点>
19日高値の14953円を上抜けできずに、売られてしまったことで、
チャート上はいわゆる「ダブル・トップ」の形状になり、頭の重たい展開が
予想されます。また、先日より度々お伝えしているMACDですが、金曜日
にデッド・クロスとなりました。先日までの上昇において、感応度が
高かったのがMACDです。このMACDがデッド・クロスをしたことは
ネガティブ・ファクターです。
先日の安値を下抜けしたことにより、節目の1万4000円を意識する形と
なっており、下値の目標としては75日移動平均線の1万3915円や、
一目均衡表の雲の下限である1万3589円がメドとなります。
<月曜日の易経>
ひのえ さる = 見送る
金曜日のお告げは「買い場近し」。
今後の流れを見なければなりませんから金曜日の動きは引き分けとします
(易経通算成績表14勝6敗3引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間17:30 英6月消費者信頼残高(+7億ポンド)
日本時間23:00 米6月中古住宅販売保留件数指数(‐1.2%)
日本時間23:30 米7月ダラス連銀製造業活動指数(6.5)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
黒田日銀総裁、内外情勢調査会において講演
イタリア短期債入札(日本時間18:00)

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