6月中旬からの最高値の更新は間違いない | 相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万4350~1万4650円)
(昨日終値1万4472円、シカゴ日経平均先物 1万4525円)

NYダウは小反落でありましたが、NYダウ引け後のバーナンキFRB議長が
講演で、早期金融緩和観測が後退したことから、ドル安の動きとなりました。
このドル安=円高の流れを受けて為替に敏感な主力輸出株及び、日経平均の
下落を見越した寄与度の高い銘柄は売り優勢となりました。
外国証券の注文状況は売りが1080万株に対して買いが1530万株とこちらは
買い越し。

寄り付きこそ前日比-141円となりましたが、為替が98円台から99円台に
切り返したこと、またバーナンキFRB議長の講演での発言により、早期金融緩
和縮小懸念が後退したことから、新興国からの資金の流出が当面は免れるとの
思惑からか、アジア主要国の株式市場が開始から右肩上がりの動きを見せたこと
などから日経平均も上昇。午前中の取引中には前日比プラスとなる場面もあり
ました。

昼休み中に発表となった日銀の金融政策決定会合の結果は、大方の予想通りの
現状維持と発表されましたが、円の売りポジションの巻き戻しのきっかけになり
円高となったことから、日経平均は再び下落し昨日の安値更新を試す展開と
なりました。
しかし、外国人からの買いがコンスタントに入ったことや、日銀が景気の基調
判断を「緩やかに回復しつつある」として「回復」の文言を2年半ぶりに採用
したこと、また寄り付き前に発表された5月の機械受注が予想を大きく上回った
ことへの見直しが入り、日経平均株価は再び上昇し前日終値を奪還しました。
本日のSQ値の算出を前にオプションの権利行使価格1万4500円を意識する
ように大引けにかけて上昇幅を拡大しました。
結局引け値は前日比55円髙の1万4472円と前述の権利行使価格である1万
4500円に急接近したものでした。売買高は27億8023万株、売買代金は
2兆2305億円と発表されています。

昨日の日本市場ではFOMC議事録とバーナンキFRB議長の発言に対する
評価をしかねているむきもありましたが、海外市場が議長の発言を好感した
動きをしたことで評価は定まったと言え、これを背景に上値試しの展開となる
と考えます。米国の10年債の利回りも低くなったことも追い風となる要因と
なり、6月中旬に始まった上昇トレンドの最高値を更新することになります。
過去1万4600円~1万5000円の間でもみ合った場面は少なく、何かの拍子に
100円オーバーとなると1万5000円まで一気に動く可能性もあります。


<テクニカルの視点>
上昇トレンドに変化はありませんが、騰落レシオが過熱感を示す120%を超える
124.95%、また25日移動平均線との乖離率も+7.29%と基準となる5%を超えて
いるなど、短期的な過熱感は強い状態となっています。
その一方で、一目均衡表では「雲」の上限を超えて「三役好転」の強気シグナルが
でています。
上値のメドとしては今年の最高値と最安値の幅を基準として算出される1万4595円
ボリンジャーバンドの+2σが示す1万4683円があげられます。下値のメドは5日
移動平均線が位置する1万4356円、パラボリックが示す1万4196円があげられます。

<本日の易経>
つちのと う = ここからじり高

昨日のお告げは「じり貧」。
一昨日の終値を下回った時間が長かったものの、大引けに向かって上昇を
しましたので、じり高。よって昨日は×となります。
(易経通算成績7勝5敗1引き分け)


★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本5月鉱工業生産・確報値
日本時間18:00 ユーロ圏5月鉱工業生産(前月比-0.2%)
日本時間 21:30 米6月生産者物価指数(前月比+0.5%)
日本時間21:30 米6月生産者物価コア指数(前月比+0.1%)
日本時間22:55 米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(85)
*カッコ内は全てマーケット予想

★☆イベント☆★
プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演
ブラード米セントルイス連銀総裁講演
ウイリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、金融政策に関する論文発表



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