一服感漂うが緩和縮小が意識させられます | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株式市場


NYダウ 112.16 NASDAQ +30.53 英 +107.67 仏 +55.40

独 +97.57 伊 360.64 スペイン +147.700


英・米の休み明けの相場は大きく上昇。米国の経済指標が予想を上回り

ECBの一段の金融緩和観測を背景にしています。


~欧州~

昨日発表された仏消費者信頼感指数は79と予想の85を下回り、前月の83

をも下回る物でした。ノワイエ仏中央銀行総裁は「仏は大きな課題に直面している」と発言し、また「金融政策で時間を買うことができる」とも発言。これがフランスの政治家の発言であれば、いつものように無視を決め込むところですが、中央銀行総裁の発言ですからここは発言の重みが違います。

また時間は前後しますが、ECBのブラート理事が講演で「ECBは金利のツールを使い果たしていない」と発言しまた「経済的な弱さは危機の国に限らない」との認識を示したことは、ECBによる更なる金融緩和策の実行を窺わせるものです。

来月初旬に開かれるECBの会合での0.25%の政策金利の引き下げがなされるのか注目が集まっています。


出口戦略を念頭にし始めた米国、金融緩和をさらに進めるユーロと、ユーロ安に動き易い動き出しやすくユーロ安による輸出増を期待したところ。ただユーロ圏の望みの中国は経済が落ちこんでいる現況を打破するために、これまで行ったような景気刺激策は採らないと共産党の機関紙といえる人民日報が伝えています。


こうなると折角のユーロ安を享受できないことになることが考えられます、勢いに乗った上昇は続くかもしれませんが、ファンダメンタルズの伴う上昇となるとまだまだ時間がかかると考えています。


~米国~

発表された3月のS&P/ケースシラー住宅価格指数は、主要20都市圏の

住宅価格が前年比で10.9%と市場予想の10.2%を上回り、20064月以来の伸びとなりました。また米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した5月の消費者信頼感指数は76.2とこちらも市場予想の72を大きく上回り、上方修正された前月の69.0を超えました。これで消費者信頼感指数は2か月連続の上昇となっており、政府による歳出削減にも関わらず消費者心理が上向いてゐることは非常に心強いものです。双方ともリーマンショック前の水準を回復したことでダウは大きく上昇をし、史上最高値を更新しました。

この一方で株高/債権安と極めて自然な動きも生まれ米国10年債の金利は

最近の最高利回りの2.08%を超え2.1%をも超えました。


良い指標はFRBの金融緩和縮小へ秒針をすすめることとなり、これを意識して上げ幅を縮小して終了しています。今週末には個人所得や消費者信頼感指数が発表され、また来週には雇用統計も発表され、秒針の進み方が気になります。



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