日経平均株価予想レンジ(1万4250~1万4550円)
(昨日終値1万4311円、シカゴ日経平均先物 1万4410円)
欧州株が上昇をし、また為替の一㌦=101円台と落ち着いていたにも
関わらず、月曜日の引け15分前に売られた勢いをそのままに、開始前の
注文状況は主力輸出株そして日経平均寄与度の高いファーストリテイリングなどの銘柄は売り優勢の注文状況。外国証券の注文状況は売りが760万株に対して、買いが980万株と休みの影響からか買い越し幅もいつもより小さく、そして注文量も小さいものでした。
信用取引の追加証拠金差し入れの発生に伴う投げ売りもあり、(まだしこっていたのは少し驚きでしたが)開始は前日比199円安の1万3943円と節目の1万4000円を割り込みましたが、1万4000円の節目を割り込んだのは開始からほんの数分のみ。ドル円が開始直後一気に50銭も円安となったことや、昨日は私と同じ考えの人も多かったのでしょうか、すぐに切り替えし開始30分後には1万4350円まで約400円の上昇となりました。注目の25日移動平均線1万4333円を抜けはしたものの、円安に振れた為替も小休止状態となり、この30分の上昇を調整する動きによって前日の終値圏でしばらく推移をしました。
ただ前日の終値近辺とはいへ、円安に傾いたことは事実で円安の恩恵を受ける
自動車・電機が堅調に進みジワジワと日経平均は上昇。午後に入りドル・円が再び102円台を確かめる勢いとなると日経平均も再び上昇機運が高まりドル円が102円を超えた14時前に昨日の最高値となる1万4399円が取引きされました。
102円を付けた為替もその後は動きがなくなり、また日本株も取引きが再開される米国の動きを見極めたいとの思惑もあり一段上げへの動意は薄く、1万4300~1万4350円のレンジのまま終了しました。結局昨日の終値は1万4311円、売買高は42億0507万株、売買代金は3兆1762億円とボリュームは米国が休みということを考慮すればまずまずではなかったでしょうか。
昨日上昇した業種は、自動車・機械・電機・鉄鋼・海運・非鉄の上昇が
目立ち、値下がりは電力ガス・紙パとなっています。
本日は休み明けの米国市場が上昇をしていることや、円安であることを
考えると続伸することは想像に難くありません。ただ米国の10年債がこれまでの2.08%を超えて2.10%となっていることから、本日の日本の債券市場の動きは当然注目しなければなりません。長期金利が米国につられて高くなってくると不動産・金融には悪影響となります。この業種の上昇はあまり期待がもてず、また日経平均の上昇機運に水を差すかもしれません。円安恩恵銘柄v.s金利敏感銘柄の構図となるのでしょう。
<テクニカルの視点>
昨日も移動平均線の25日を上回ることができませんでした。2日に渡り25日線を超えなかったことは昨年11月からのブル・ランではなかったことです。本日のまず第一のポイントはこの25日線(1万4376円)を上回って終了するかです。下値のメドとしてはボリンジャーバンドの-1σにあたる1万4001円、上値のメドはエンベロープが示す1万4664円となります。
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