日経平均株価予想レンジ(1万5150~1万5350円)
(昨日終値1万5360円、シカゴ日経平均先物 1万5320円)
米国株式市場の大幅高および独株式指数が史上最高値を更新するなどした他、為替も一時103円台に入るなど朝方から金曜日終値比大幅高が予想されるなか、主力輸出株が取引前から買い優勢となっていました。
外国証券会社の取引前の注文状況は、売りが1030万株に対して買いが1400万株と、大きく値を上げることが予想されるにもかかわらず、買い越し幅が370万株と前日の大幅高の際の1000万株を超えるまでには至りませんでした。
オープニング前の勢いそのままに主力輸出株に加え、先週金曜日の安倍首相の講演内容と、土曜日に報道された米のシェールガス輸出解禁の報道を基にしたと
思われる海運・電力ガスなどに買いが入り、株価を一段髙となりました。
その一方で長期金利の上昇を嫌気した売りが不動産株に、また売上が伸びない小売に入る取引構造。
その後も不動産株は冴えない状況が続きましたが、主力輸出株や海運・電力ガスには買いが継続するなど、全体としては買い意欲が強く、売られてもすぐに買いが入る状態のまま昨日の取引終了となりました。
結局終値は金曜日比222円高の1万5360円となり、売買高は48億7023万株
売買代金は3兆5651億円と、相変わらず市場エネルギーは高水準を保って
います。
昨日の政策関連ニュースとしては、2018年までに浮体式洋上風力発電を実用化すること、インドと原子力協定が締結されたと報道され、海洋関係や原子力関連の企業に買いが入っています
さて本日ですが、昨日の欧州の株式指数は上昇した一方で、米国株式は22日のFRBバーナンキ議長の議会証言を控えて下落をしています。また為替も102円前半となっていることなどから、年初来高値を狙うというよりも、ここは一旦の利食いの動きが強まると考えています。ただし1万5000円割れになるまでの下落は想定されません。
<テクニカルの視点>
25日移動平均線との乖離率は9.41%まで拡大しており、今月15日以来の
9%台となっています。9%台に入ると幅は別にして、下落をすることが続いていますので、本日のそのようになるのか注目されます。
上値メドはボリンジャーバンド+2σにあたる1万5467円がまず挙げられ、その上は1万5500円となります。
下値としては5日移動平均線の1万5078円、そして節目となる1万5000円
となります。
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