日経平均株価予想レンジ(1万4950~1万5100円)
(昨日終値1万4758円、シカゴ日経平均先物 1万5055円)
米国株式指数が小幅反落をし、また為替相場も落ち着いたことから、利益確定の動きがオープニングからでもおかしくありませんでしたが、海外勢からの買いや個人からの買い意欲が旺盛で、オープニングは前日終値比40円高での開始。
開始前の注文状況は自動車・電機などの輸出株及び日経平均への影響力の高い企業への買い優勢で、外国証券の注文状況は売りが960万株にたいして、買いが1450万株と買い越しとなっていました。
取引開始後も上値試しとなり、開始後すぐに前日終値比57円高の1万4839円がトレードされ年初来高値の更新となるかと思われましたが、追随の買いが入らず、行きすぎ感から調整モードに入り徐々に下落をしてしまいました。結局はこの1万4839円が昨日の最高値となっています。
上昇幅を削りながら下落をしているなか、一昨日の安倍首相の発言から原発再稼働への期待が高まっている電力株や、業績回復期待が大きく期待されており、出遅れ感がある電機株等に買いが入っていました。その一方で景気回復から長期金利がじわじわと上昇していることから、影響を受ける不動産や銀行株に売りが入る構図でした。
午前中の取引は利益確定の動きがあるものの、概ね前日終値比プラスで推移をしましたが、為替が午後になると円高の動きが顕著となり、また中国経済に対し米大手銀行がその見通しを下げたことや、住宅価格抑制の新たな政策がなされるとの観測から中国株式市場が下落をしたことで、日経平均を下に引っ張りました。
結局昨日の株価は前日比23円安の1万4758円で引け、売買高は44億
3542万株、売買代金は3兆4047億円となっています。日中の値幅は
80円超と非常に狭いものですが、その割には売買高や売買代金は高水準を示しており、日本株のエネルギーの高さが感じられます。
さて本日ですが、海外市場は全面高となっており、特にNYダウが
$123高となっていることや、為替が1㌦=102円を突破したことで節目の
1万5千円の突破をしてくると考えます。昨日は助手席に座って休憩
しましたが、今日は運転席に戻ってきます。テクニカルには買われすぎ
なことは間違いありませんが、本日はきっかけがなければテクニカル売りの動意はなされないでしょう。
1万5000円へ回復が見込まれますが、政府から発表される第3の矢への
期待感も強く、達成感に満たされるとは考え難いところです
<テクニカルの視点>
ローソク足はかぶせ線を示し、これは相場転換となることが多くあるパターンとなっており、また乖離率やオシレーターはまだ買われすぎを示していることなどからさらなる調整懸念があります。
上値メドは節目の1万5000円そのうえは、下値のメドはベター・
ボリンジャーバンドが示す1万4926円ボリンジャーバンドの+2σに当たる1万4805円となると考えています。
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