昨日の世界の株式市場
NYダウ +123.57 NASDAQ +23.82 英 +54.30 仏 +20.86
独 +59.82 伊 +143.73 スペイン +16.80
ちょっとしたバブル状態と言えるかもしれません。NYダウ・独株式指数は史上最高値を更新し、英は9日間続伸となっています。
~欧州~
昨日発表された6か月後の景気期待数を示す独ZEW景気期待指数は、先月の数値を超えるものの市場予想の38.3を下回る36.4と発表されました。
これまでことごとく市場予想を上回る数値が発表されてきたドイツの指標が今回は予想を下回ったことを嫌気してか、欧州各国株式指数前日終値比マイナスで推移をしました。
しかし、格付け会社のフィッチがギリシャの格付けを「ccc」から「b-」に一段階あげしたことや、予想を上回る企業決算が株価上昇の後押しをして前日終値比マイナスからプラスに転じて終了をしています。
ロイターによると、利益が市場予想並みか市場予想を上回った欧州企業の割合は48%、売上高は41%に達した模様です。第1四半期の経済指標を
振り返ると非常に厳しい数値であったにも関わらず、予想を上回る決算が発表されているうえ、ECBが政策金利引き下げを実行していることを
考えると先高に対する期待感が株価を押し上げていることが容易にわかります。
ただ、とはいうものの、スタンダード・チャータードが空売りされているように、中国経済にどっぷりと足を入れている欧州の抱えるチャイナリスクは忘れてはなりません。
~米国~
昨日は大きな手がかりとなる物はありませんでしたが、ギリシャの格付けの引き上げや、通常では意識されない全米自営業連盟が発表した4月の中小企業景況感指数が昨年10月以来の水準に達したこと、また大手ヘッジファンドが米国景気や株式相場に強気の見方を示したことに背中を押され、大きく上昇をしました。フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が量的緩和の段階的縮小に再び言及しましたが、総裁はもともとタカ派であり、またFOMCへの投票権も持たないこともあり、この発言による下押しの力よりも先高感への期待値が高かったと言えます。
ロイター通信が伝えるところによると、S&P500企業のうちこれまで
9割が決算発表をしたうち67.2%が予想を上回る収益となっている
そうです。ただ売上高が上回ったのは過去4半期平均の52%を下回る
46.9%に留まっているとのことです。
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