日経平均株価予想レンジ(1万4650~1万4900円)
(昨日終値1万4782円、シカゴ日経平均先物 1万4870円)
米NYダウが連日の最高値を更新し、また週末のG7に於いて日本の
金融緩和や円安について非難されなかったため、現在のトレンドに
お墨付きを得た形となりドル・円が102円台またユーロ円も132円
と円安となり、最高値更新への準備万端の雰囲気になった昨日の
取引き開始前。
開始前の外国証券の注文状況も売りが1170万株、買いが2430万株
と再び1000万株を超える大幅な買い越しとなっていました。
ひとたび取引が開始されると、金曜日終値比152円髙の大きな窓を開けて
のスタートとなり、取引開始後も細かな調整がはいりつつも午前の取引は順調に値を上げました。午後の取引開始10分後にはボリンジャーバンドの+3σに非常に近い1万4849円が取引きされています。
この一段高を引っ張ったのは円安を背景に自動車や電機等の輸出株や、
金融緩和の恩恵を受ける証券や銀行等の金融株などです。
1万4849円が取引きされた後は、円安が一服したことや、また今月に
入って2週間で1千円も日経平均は上昇をしているなどから利益確定
の動きが強まりました。一時は最高値から100円以上下落する場面も
ありましたが、「持たざるリスク」を意識しての買戻しが入り結局は
金曜日終値比174円高の1万4782円での終了となっています。
昨日の売買高は53億0085万株、また売買代金は4兆1272億円と、
売買代金に関しては4月5日以来の高水準となっており、市場のとても
大きなエネルギーを感じさせられる一日でした。
さて本日ですが、円安もひと段落しまたNYダウも下落をしたことなど
から過去二日間のように年初来高値をトライしてくるよりも、底固め
の意識が強い動きになると考えています。
ただそうはいっても、米長期金利の先高感が台頭してきている一方で
日本は金利を低めに誘導することなどからによる金利差の拡大が予想され、急に円高に転ずることは考えられず、円安主導の株高は変わりそうにもありません。
<テクニカルの視点>
25日移動平均線との乖離率は8.46%とかなり過熱感は高まっており、
短期的な折り返しがいつあってもおかしくない状態です。
昨日で2日続けての窓を開けとなりました。本日再び窓を開ける
ことになると「三空踏み上げ」となりここで下落転換する可能性が
出てきます。
上値のメドは節目となる1万5000円、その上はボリンジャーバンドの
+3σの1万5092円が挙げられます。
一方下値のメドとしては、ボリンジャーバンドの+2σ及び金曜日との窓にあたる1万4650円前後となります。
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