NYダウ +119.23 NASDAQ +38.67 英 -70.34 仏 -30.63
独 -75.88 伊 -54.19 スペイン -65.40
米国でのボストンの爆破事件を受けて大幅株価下落も、そのショックは
増幅せず市場は落ちついた動きをみせました。
~欧州~
昨日実施されたスペインの国債入札は短期ものではありましたが、目標
以上の資金を調達でき、落札利回りも2010年春以来の低水準となった
事はマーケットにはプラスでした。これだけであれば、緊張が緩和された
との判断から株価はプラスになったかもしれませんが、ドイツの経済指標
が予想を下回ったことで、各国の株価を下押ししてしまいました。
発表されたドイツ4月のZEW景気期待指数は36.3と前月の48.5から
大幅低下となり、予想の42.0をも下回りました。また同時に発表された
現況指数は9.2で、こちらも3月の13.6から大幅低下となり予想の12.0
をも下回りました。
このドイツZEWは、ドイツの機関投資家の景況感を示すもので、「0」以上
であれば景気に楽観的であることを示します。今回発表された数値は双方とも
この「0」を超えていますが、前月より低下していることから先行き
不透明感が株式相場を重たくしたのだと考えます。
また昨日は欧州経済の回復に密接にかかわる中国の重要指標である
電気消費量が発表になっています。中国の経済指標のなかで、電気消費量は
最も信頼できる指標と言われており、電気消費量の増加は経済活動の拡大を
直接測り得るものです。発表された中国の3月の電気消費量は前年比1.94%
の増加でしたが、12年通年の消費量が11年比5.5%であったことを考えると、
成長幅が終章していることが窺え、こちらも昨日のネガティブ・ファクターになったのではとも考えています。
~米国~
ボストン爆破事件はまだ解決をしておらず、更なるイベント・リスクが
心配される中、良好な経済指標および決算発表を背景に株価は急反発。しかし、
一昨日分の下落を埋めるまでには至りませんでした。
昨日発表された3月の住宅着工件数は前年同月比47%増と
1992年以降で最大の伸びとなり、また前月比7%増と2008年
6月以来の高水準となりました。またこの日発表された3月の
鉱工業生産指数も前月比で0.4%上昇と、市場予想の0.2%上昇
を上回るなど久しぶりの良好なものです。
また一昨日の下落の一因と考えられる金価格が落ち着きを取戻し、
反発をするなどし、これらの関連株が買われました。
また企業業績もコカコーラやジョンソン・アンド・ジョンソンの
決算が予想を上回るなど、これまで発表された企業業績も予想を
上回るところがでていることなどから、反発を誘ったと思われます

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