調整を意識させられる動き | 相場伯爵のブログ

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日経平均株価予想レンジ(1万3250~1万3400円)
(昨日終値1万3485円、シカゴ日経平均先物 1万3335円)

米国株式の連騰や、ドル円で1ドル=100円にもう一歩となるなど
まだ円安傾向が続いていたことから、本来ならばいつも通り
主力輸出株に買いが入るところ。しかしエアバックのリコール問題に絡み、
自動車株などはやや売り優勢となり、輸出株の足並みがそろわず。
また11日の取引終了後に発表されたファーストリテイリングの決算は
増収・増益であったものの、内容に不安視されたことなどからこちらも
売り優勢となりました。オープニング前の外国証券の注文は
売りが1340万株に対して買いが1850万株。

オープニングは前日終値比19円高で年初来高値更新の取引開始と
なりましたが、すぐにポイントとしてあげた1万3500円を割り込んでしまいました。
これまで上昇を引っ張ってきた自動車や、金融に売りが入り、前述の
ファーストリテーリングが下落するなど日経平均株価を押し下げました。

昨日は注目点であった4月限日経平均の特別清算指数(SQ)の発表日。
発表されたSQ値は1万3608.19円と高め。終値が発表されたSQ値を上回れば
その後は強含みで推移する傾向にあるのですが、昨日発表されたSQ値はいかにも高く、
為替が100円を超えきれない中この数値を終値で抜くのは困難だったかもしれません。

利益確定の動きが続き、午後の取引が始まってからすぐに、前日終値比
146円安まで下落をしましたが、押し目買い意欲も根強く、
ジワジワと下落幅を縮小して終了。結局終値は前日比64円安の1万3485円、
売買高は45億6544万株、売買代金は3兆6596億円でした。

さて月曜日ですが、キプロス問題がクローズアップされ、また冴えない
米国経済指標も影響し、ドル円は1ドル98円ちょうど近辺と
なっています。一旦大きく下落をした米国株が小幅安に終わりましたが、
円高になったことは大きなマイナス材料。また、SQ値よりも安く終了したことも
いただけません。従って上値試しよりも調整を意識せざるを得ません。

<テクニカル>
ローソク足分析では、金曜日はいわゆる「かぶせ線」。その中でも良くないのが
「買いの勢いが弱まり、相場転換となることが多くある」パターンとなったこと。
また、25日・200日移動平均線との乖離率もいぜんとして大きく、
こちらからも調整を意識させます。
サポートとしては5日移動平均線のある1万3341円、その下としては
ボリンジャーバンドの+1σなどが示す1万3096円が挙げられます。
高値としは木曜日にお伝えした1万3981円。その前に4月SQ値の
1万3608円があげられます。

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