日経平均株価予想レンジ(1万2350~1万2500円)
(昨日終値1万2560円、シカゴ日経平均先物1万2390円)
上昇することはわかっていましたが、予想外の上昇に正直戸惑いを
おぼえてしまいます。
為替は特段円安にはなっていませんでしたが、NYダウが$83高と
10日連続上昇、また8日連続で史上最高値を更新したことで、
市場のムードは完全にリスク・オン体制。これまでの上昇を
牽引している主要輸出株や、金融緩和銘柄(?)を中心に買いが先行
する形でのオープニングを迎えました。
外国証券のオープニング前の注文は売りが3730万株に対して、
買いは4360万株と、売り注文が多めに入っていましたが、本年最高値
に迫る勢いの、前日比56円高でのスタートとなりました。
市場が開けて1時間もたたないうちに、2008年9月9日以来の
1万2500円を回復。木曜日に3月第一週での外国人投資家の買い越しが
一兆円を超す買い越しとなっているなど、この日も寄り付き前の注文は
別にして、海外勢の旺盛な買い嗜好は止まっていないとの話しも聞かれ
ました。
1万2500円を回復した後は達成感からか、上げ幅を縮める動きも
ありましたが、日本株の先高感は根強く先物に買いが入る形で、
縮小気味であった出来高も膨らみ、上げ幅を再び拡大して本年最高値
での終了となりました。
売買高は38億8634万株、また売買代金は3兆円に迫る2兆9486億円
と報告されています。
出来高上位銘柄に海運業が2社入るめずらしい(?)現象
が観られましたが、これはTPP関連で海外との物流が多く
なることを見越したものだと思われます。勿論景気回復による
恩恵を受ける陸運関係も上昇をしています。また消費税率引き上げ
前の駆け込み需要を見越した、住宅メーカーの株価が上昇するなど、
まさに「政策に売りなし」を証明した動きでした。
月曜日ですが、米国株がけ財指標の悪化を受けて下落したことや、
円高に振れていること、またこれまでの連騰疲れも考えられるので、
一旦のリクイデーション(利益確定)による下値試しの展開が予想されます。
当然、大きく下がることはないでしょうけど。もしも大きく下落する
ようであれば、それはそれでThank you very muchです。
<テクニカル>
5日移動平均線をサポートとする動きに変更はなく、またアールン
(aroon)もアップトレンド継続を示しており、アップトレンドに
変更はありません。他のテクニカル指数も買い継続を示唆しています。
ネガティブ要因としては、25日移動平均線及び200日移動平均線との
乖離率は、過熱感を表わしていることや、Meander Indicatorから
売りサインが出ていることなどがあげられます。
当面の上値の目標としては再三ご紹介している1万2650円近辺で、
こちらは一目均衡表の上限の雲と重なるポイントとなっています。
これを抜けると一段高となることが予想されます。
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