日経平均株価予想レンジ(1万2325~1万2475円)
(昨日終値1万2381円、シカゴ日経平均先物1万2375円)
昨日はNYダウが、2月の小売売上高の予想以上の上振れを
背景に7日連続で史上最高値を更新したことや、一昨日クローズ時点
よりも円安に振れていたことで、主力輸出株を中心に買い優勢の中での
開始となりました。
外国証券会社の注文状況は売りが2110万株に対して、買いが4070万株
と再び買い注文が2倍近い買い越し。
オープニングは一昨日比でおおよそ100円高でのスタートでしたが、
買い一巡後は利益確定の動きにより下値試の展開となりました。
それでも、日銀による追加緩和で恩恵を受けると思われる、不動産、
運輸、証券等の分野や、根強い先高観によりマーケットの下落は
限定的でした。
午後になると衆議院で日銀総裁・副総裁の人事案が承認されると、
金融緩和政策実施への期待感が再び高まったことで、先物に買いが入り
また前述の分野、特に含み資産のあるところが上昇を牽引しました。
15日に日銀総裁・副総裁の人事案が参議院にて承認される見込みで、
また安倍総裁がTPPへの交渉参加を表明されると見込まれており、TPP
関連の銘柄の一部にも上昇がみられました。結局、終値としては本年最高値での終了です。昨日の売買代金は2兆0653億円、売買高は28億6205万株と一昨日と同様に縮小。最高値で終わった割にはボリュームは膨らみませんでした。
本日は為替のレベルに大きな違いはありませんが、NYダウの上昇が止まらないだけでなく、欧州各国の株価も上昇しており、昨日の勢いをそのままに上値試しとなると予想されます。
<テクニカル>
昨日は利益確定での下落をみましたが、5日移動平均線で押し返され
ました。今月に入ってからの一段上昇の中、5日移動平均線は
割り込んでおらず、地合いの強さを昨日は示した形です。
トレンドはまだ上昇中。
ネガティブ要素としては、25日移動平均線との乖離率が再び拡大し、
6.43%になっていることが挙げられます。また出来高が減少している
ことから、市場エネルギーが一段高まで持っていけるほどないかも
知れないと思われることが挙げられます。
ボリンジャーバンドの+2σ(1万2508円)の内側に回帰をしていますが、
これを抜けると、2007年3月の高値と2008年10月の安値の半値戻し
となる1万2650円近辺が次のターゲットとなります。
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