日経平均株価予想レンジ(1万150~1万1325円)
(昨日終値 1万1468円 シカゴ日経平均先物 1万1210円)
米国株式市場が公開されたFOMC議事録によって、108ドル下げたのを
受けて、日本株も下値探りを意識する展開になってしまいました。
これまで買い越しが目立っていた外国証券のオープニング前の注文も
売りが2040万株に対して1810万株と久しぶりの売り越しとなり、また
金額ベースでも売り越しとなりました。
オープニング時にドル円に関してはそれほど動きがなかったものの、
ユーロ円の観点からは円高に進んでしまい、幅広い銘柄で売り先行と
なりました。一旦は上値を確かめる動きとなったものの、利益確定ムード
は続き、またアジア諸国の株式市場も大きく下落をしたのも重石となり、
午後になってこれまでの上昇エネルギーであった円安への回帰もままならず、
むしろ円高に進行したために、下げ幅を拡大する形で、終日下値探りの
展開となってしまいました。
昨日の売買高は27億2791万株、また、売買代金は1兆7834億株と
市場エネルギーは回復しませんでした。
本日もFOMC議事録ショックは冷めやらず、海外の株式市場が
下落をしていることや、一時93円を割って戻ってきたとはいえ、
ドル円も昨日の引けよりも更に円高となっていること踏まえると、
昨日同様に下値探りの展開が予想されます。
市場はFOMCが今にも金融緩和を縮小・停止するような勢いですが、
冷静に考えてみると、そんなことはありえないことだとわかるはず。
この下落で、売りが売りを呼ぶ形になるかもしれませんが、
ここはかえって冷静になり、この下落場面で買い場を探すのが
賢明であるかと個人的には思っています。
<テクニカル>
これまで5日移動平均線及びボリンジャーバンドの+1σがサポート
となっていましたが、昨日の下落でこの二つのサポ―トを割り込んで
しまいました。
パラボリックも陽線を維持していますが、陽線の位置も昨日の
終値近くです。テクニカル上の支えは少なく、
マーケットの流れは下値を意識する展開になりそうです。
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