日経平均株価予想レンジ(1万1325~1万1475円)
(昨日終値 1万1468円 シカゴ日経平均先物 1万1390円)
米国市場が5年ぶりの高値を付けて堅調に終了したことや、取引開始前に
発表された1月の日本の貿易収支が市場予想を約2500億円も上回る
過去最高の貿易赤字となり、円や93円80銭近辺までの円安となったこと
が強く影響し、前日の取引幅より70円強のギャップを付けての取引開始
となりました。
昨日の外国証券の開始前の注文状況は売り1360万株に対して買いが
2130万株と買い越し幅は770万株と前日よりも縮小。
オープニング後も着実に上昇し、開始から約10分後に昨日の最高値となる1万1510円まで上昇。これは約4年半ぶりの1万1500円台での取引と
なります。とうとう1万1500円を超えたので、損切りの買いが入ってくる
かと思われましたが、1万1500円にはコールオプションの建玉がかなり
あり、オプション行使を防ぐような動きもあり、この売り圧力にすぐに
折り返してしまいその後はこの1万1500円をレジスタンスとする動き
になってしまいました。
午後に入ってからドル・円が朝方から60銭以上の円高になる場面も
ありましたが、日経平均には押し目買いも根強く、為替要因だけでない
地合いの強さが感じられるものでした。
22日からの安倍首相の訪米、日銀の総裁人事、また24日~25日のイタリアの選挙などイベントが続き様子見ムードもあり、1万1450円~1万1500の間での取引に終始し、結局終値は前日比+95円の1万1468円で終了です。
昨日の売買高は28億2282万株、売買代金は1兆8543億円と前日比プラス
ですが、市場のエネルギーの縮小傾向が続いています。
本日ですが、米国株がFOMC議事録の影響で100ドル以上の下落と
なっている一方で、為替のレベルは昨日クローズよりも円安。
イベントを控えていますし、昨日の国会ではフレッシュな話題が出なかったことを考えると、下値は昨日よりも低くなると思いますが、
押し目買いが引き続き相場を支えるものの、頭の重たい展開となる
のではないかと考えています。
<テクニカル>
5日移動平均線及びボリンジャーバンドの+1σがテクニカルの下支えと
なっています。また陰転していたパラボリックが陽転したのもプラス
となります。
マイナス要因としてはオシレーターが買われすぎの
領域に入ったことや、VQIが相場の下値試しを示唆していることが
あげられます。
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