日経平均株価予想レンジ(1万1325~1万1475円)
(昨日終値 1万1372円 シカゴ日経平均先物 1万1425円)
米国市場が休場であったために手がかり不足の中、円高に振れたことや
テクニカル的にも下押し圧力が高い中、下へ振れやすくなってしまった
昨日のオープニング。
一方、外国証券のオープニング前の注文状況は、売り1550万株に対し
買いが2990万株と相変わらずの買い越しでしたが、買い越し幅が
久しぶりの1000万株越え。また金額ベースでも買い越しとなっており、
海外勢の日本株への買い意欲が衰えていないことが示されました。
円高に振れたのは麻生財務相の発言。前日に安倍首相が金融緩和の手段で、日銀による外債購入する選択の考えを示し円安に進んだのですが、
麻生財務相は「外債の購入をする気はない」と記者団を前に発言した
ことによるものです。日銀による外債購入の可能性については、民主党
政権時代から俎上に上がっていた話しで、真新しいものではありませんが、この麻生大臣の発言で当分はその可能性が消えたとみていいと思います。もともと、円高是正の手段としての外債購入議論でしたから、90円台に入った今となれば必要なしということでしょうか。
前日比71円安で開始された日経平均ですが、オープニングが昨日の最安値。
売り一巡後は市場の根底にある先高期待から下げ幅を縮小。
午前の取引は1万1400円を一旦は超えるものの、定着することは出来ず、
その後は1万1400円が超えられずむしろレジスタンスとして確認されて
しまったため、後場に入ると小反落してしまいそのまま終了となりました。
昨日目立った上昇分野はズバリ農業関係。これは前日の国会で農業の競争力を強化する旨を政府が答弁したためです。確か質の高い日本の農産品は輸出力があるとの認識が示された記憶します。
昨日の売買代金は1兆6834億円、売買高は26億8756万株と、売買代金は
2日連続の2兆円割れとなりました。米国が休場だったことが影響をしていると思われますが、本日も再び2兆円を割り込むことになると、
市場エネルギーが低下をしていることになりますので、マーケット
にはマイナス要因となります。本日の売買代金は注目です。
さて本日の動き。海外株式市場は上昇をしていますが、円が円高方向へ
振れていることなどを考えると、取引のレンジとしては昨日から
大きく離脱するものではないと考えています。また日銀次期総裁候補
について24日に各党に提示とも伝わっており、模様眺めになりやすい
ことも、その一因となります。
<テクニカル>
1日の動きを予想するならば、5日移動平均線やボリンジャーバンドの
+1σが支えられたなか、相変わらずMACDやパラボリックなどからは
下値圧力がかかった状態です。またトレンド指数のアルーンは一旦の
上昇トレンドの収束を示唆しています。
もう少し長期の視点から言えば、現在の動きは1万1100円から
1万1500円間のボックスでの取引となっています。
これはトレンドラインでいうと「リクタンダント」に相当します。
リクタンダント後の動きはリクタンダントに行きつく前のトレンドの
継続する傾向にありますから、1万1500円を抜けてくると再びアップトレンドへの回帰が予想されます。
ブログランキングへのクリックを、どうぞよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ