日経平均株価予想レンジ(1万1300~1万1475円)
(昨日終値 1万1407円 シカゴ日経平均先物 休場)
先週の米国市場はほとんど動かず、大きな指針となりませんでしたが、
日経平均を突き動かしたのはやはり為替。
先週末に行われたG20財務相・中央銀行総裁会合で、危惧されていた
日本への名指し批判が避けられたことで、日本政府の金融緩和政策が
お墨付きを得た形となりドル・円が円安方向へ飛んだことを背景に、
オープニング前から輸出企業銘柄を中心に買い注文が入りました。
昨日の外国証券会社の注文状況は売り1170万株にたいして、
買いが1910万株また金額ベースでも買い越し。
オープニングは金曜日比+145円で開始。安倍首相が参議院予算委員会で
金融緩和の一環として、外債を買うという考え方もあると発言をしたことで円が一段安となり、株価をさらに押し上げました。
金融緩和がお墨付きを受けたわけですから、業種としては銀行、不動産、証券、また、景気に敏感である海運等が上昇をしました。
一旦は11400円台を割り込みましたが、クローズにかけて再び買いが入り、結局11407円と11400円を奪還(?)しての終了。売買高は31億2762万株、また売買代金は1兆8404億円でした。
本日は月曜日の米国市場が休場しているため、手がかり不足は否めません。昨日の終わりが1万1400円を超えての終了となっており、当然目先の注目点として1万1500円を超えるかどうかとなってきます。1月下旬から2月上旬の際のように相場に勢いがあれば話が違いますが、最近はそのような力強さを感じられません。
今後安倍首相の訪米(意外性のあるイベント発生リスクは少ないですが)、また、イタリアの総選挙(モンティ氏がベルルスコーニ氏との連携を否定せず)がありますし、米国の自動歳出削減問題など、注目イベントがあるため、慎重に成らざるをえないと思っていますので、簡単にブレークするのは難しいと個人的には考えています。
<テクニカル>
テクニカル的には上昇を後押しする要素が少ない。
プラスの要素としては、5日移動平均線を再び超え、また
ボリンジャーバンドの+1σがサポートされた、
またトレンド指標のVQIは上昇トレンドを継続中と
まだまだこの相場はある程度の勢いを保っていることを示している。
一方マイナス要素としては
1)パラボリックは陰線=売りサインが継続
2)MACDも陰線が出ずっぱり
3)ストキャスティックス上で売りサインがでた
4)トレンド指標であるElder Rayチャートも買いを奨めていない
などがあげられます。
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