日経平均株価予想レンジ(1万300~1万1450円)
(昨日終値 1万1343円 シカゴ日経平均先物 1万1375円)
金曜日の大きな下落、また麻生財務相の円安行きすぎ発言により、
週末時点では連休明けの日経平均は頭の重たい展開が予想をされていた
のですが、月曜日に米ブレイナード財務次官が日本のデフレ克服にむけた政策に理解を示したことで、一気に94円台に円安が進んだことで、
週末に立てられた値動き予想は大転換を余儀なくされました。
月曜日のNYダウは$21マイナスでクローズしましたが、株高の
原動力となる為替が円安となっていたことから、自動車・電機株等の
輸出企業を中心にオープニング前から買いが先行する形となり、
外国証券の注文状況も売りが2100万株に対して買いが2660万株
と560万株の買い越しとなりました。
オープン後もドル・円は94円台をキープし、引き続き輸出関連株
は買われ、特にトヨタ自動車は4年5か月振りに5千円台を
回復するなど絶好調となりました。また日本の金融緩和がある意味で
お墨付きをもらったことで、金融関連株も上昇をしました。
午前中北朝鮮による核実験のニュースが飛び込みましたが、有事のドル買いの為、円安の地固めをすることにはなりましたが、地政学的リスクによる下落にはいたらず。むしろ一部の防衛関連を値上がりさせました。日経平均は午後2時前に昨日の最高値である1万1463円がトレード
されています。
その後も1万1400円以上の高値圏をキープし続けましたが、円が94円近辺まで高くなったことや、また利益確定の動きもあり、終値は1万1400円を割り込んで11369円で終了しました。
昨日の売買代金は2兆4234億円、また売買高は41億1917万株と高水準を
キープをしています。
さて本日。昨晩麻生財務相は、G7が為替相場に関しての共同声明が
日本のデフレ対策が為替操作に使われていないと各国から正式に、
正しく認識されたと記者団の前で答えましたが、これに対し
G7の当局者が「為替レートを目標にはしない」とした声明は、
日本が円相場を誘導しているとの懸念を浮き彫りにする文言であり、
日本はモスクワで15から開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議
で議論の焦点となるだろう、と述べたとブルームバーグは伝えました。
これによって円は再び93円台半ばまで円高となっています。
この円高によって日経平均は1万1500円を試す勢いは消えたと思います。
<テクニカル>
昨日の上昇で再び5日移動平均線及びボリンジャーバンドの+1σが
サポートラインに浮上。まずはここのレベルがサポートとして
意識されると考えられます。ここを割り込んでくると、MACDの
陰線転換が意識され、また11150円ぐらいまで安値が進むと
パラボリックに売りのサインが出てきます。
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