日経平均株価予想レンジ(1万1300~1万1475円)
(昨日終値 1万1357円 シカゴ日経平均先物 1万1335円)
米国株が小幅ながらもまだら模様で終了したのを受けて、方向性の
乏しいなか、為替が落ち着いた動きになったのをベースにし、また
前日に416円高と今年最高の上げ幅を記録した次の日だけに、
どちらかと言えば利益確定の雰囲気が醸成されました。
昨日の外国証券会社のオープニング前の注文状況も、売り2850万株
に対して買いは2400万株と売り先行でのスタート前となりました。
取引開始後も、ドル・円は円安方向というよりも小幅ながら円高方向
への動きを見せ、利益確定の動きが強くなり午後1時過ぎには
昨日の最安値となる1万1295円が取引されました。
しかし、押し目買いもしっかりしており、利益確定の売りを吸収して
下げ幅は縮小。また「政策に売りなし」の格言通りに(?)
金融セクターや非鉄、建設関連の内需系銘柄はしっかりとした値動きとなりました。
目立った動きとしては、米国がシェールガスを日本に輸出するとの
報道をうけて、シェールガスに関わる銘柄~例えば液化天然ガス関連機器やガス貯蔵タンクを製造する銘柄などが高くなっています。
結局は前日比マイナス106円の1万1357円で終了。
昨日の出来高は51億4000万株、売買代金は2兆7716億円と
今年最高の出来高を更新し、市場のエネルギーの盛り上がりを
実感させられるものです。
本日は、為替は昨日の東京のクローズレベルでありますが、
NYダウをはじめ下落をしていますので、再び下値を試す勢いでしょうか。
ただ昨日の出来高が51億株を超えるなど、市場の買い意欲は強さを
示しており、下落幅は限定的と考えています。
注目点としては、本日2月のSQ値の発表があげられます。
SQ値をクローズ値が超えるならば、その後も株価は堅調に進む
傾向が強いためクローズ値がSQ値を上回るのか否かがポイント
となります。
<テクニカル>
昨日の下落でも5日移動平均線となる1万1263円はサポートされ、
日々上昇している5日移動平均線を考えると、相場の力強さが感じられます。
上値目標値としては先日押し返された1万1500円。
問題はこの1万1500円で再び押し戻されることになると、2010年4月
とでダブル・トップが意識されることになり、テクニカル的には雰囲気が悪化します。
下値メドはボリンジャーバンドの+1σの1万1177円近辺と思っています。勢いで1万1千円を割り込んで終了すると、他のテクニカルチャートで売りサインが出てくるので、ここは注意をしておきたいところです。
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