日経平均株価予想レンジ(10550~10700円)
(昨日終値 10600円 シカゴ日経平均先物 10675円)
NYダウは前日比プラスで終了をしたものの、ドル・円が87円台
またユーロ・円が116円台へと円高が進んだために、朝方から
これまで円安を背景に上昇していた企業の株を中心に売り先行となり
ました。朝方内閣府が発表した11月の機械受注統計は船舶・電力を
除いた民需の受注額が前月比3.9%と予想の+0.3%を大きく上回る
結果となりましたが、マーケットには全く影響しませんでした。
外国証券のオープニング前の注文は売り1570万株、買いが2300万株
と買い先行の注文となっていましたが、この注文の勢いを飲み込む形で
下落し、結局オープニングが最高値となりました。
また昨日は自民党石破幹事長が、「産業によっては困る企業も出てくる」と一昨日の甘利大臣の発言に引き続き、円安けん制発言が飛び出したため、株高のエンジンとなっている円安に急ブレーキがかかりました。
石破幹事長は12月に円の適正レンジを「85~90円」といういわゆる(?)石破レンジを披露しており、結果的にこの発言はこれといった修正局面がないまま90円を目の前にする円安に動いていたドル円の巻き戻しの良い動機付けになりました。
これまで調整局面がなかった中での昨日の急落ですが、ポジティブな側面のほうが強く感じられ、「ようやく下がってくれた」というのが、市場関係者の正直な気持ちではないでしょうか。
本日はドル・円が再び88円台の半ばまで円安が進んでいますから、
昨日の終値からの下落幅は限定的で、むしろ700円台超えを試していく
のではないかと思っています。
<テクニカル>
この下げで25日移動平均線との乖離率は5%を割り、またボリンジャーバンド+1σでサポートされました。
またオシレーター系も下落もしており、過熱感が抜け、サポートきっちりというところ。昨日はサポートラインとなっていた5日移動平均線を割り込んで売りが加速しましたが、今日の上値の目標はこの5日移動平均線(1万702円)というところです。
★□本日の経済指標□★
日本時間08:50 日本11月大三次産業活動指数(0.1%)
日本時間09:30 豪失業率
日本時間19:00 ユーロ圏11月建設支出
日本時間22:30 米12月住宅着工件数(89万件)
日本時間22:30 米12月建設許可件数(90.8万件)
日本時間22:30 米新規失業保険申請件数(36.8万件)
日本時間24:00 米1月フィラデルフィア連銀製造業指数(5.6)
*カッコ内は全て市場予想
<イベント>
スペイン長期債入札
仏長期債入札
ロックハート米アトランタ連銀総裁、講演
(FOMC投票権なし)
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