昨日の世界の株式市場
NYダウ +207.65 NASDAQ +62.94 英 +59.91 仏 +57.18 独 +80.42
伊 +453.17 西 +68.30
日本の株式に引っ張られているわけではありませんが、昨日は世界的に
株価は上昇をしています。
財政の崖の回避への進展がその背景にあります。
~欧州~
金曜日のオバマ大統領と上下議会の幹部との会談で双方とも
前向きであったこと、また現在東南アジア歴訪中のオバマ大統領が
財政の崖の解決に向けて自信を示したことから、欧州株はこれを
好感視した形をとっています。
また米国の中古住宅販売件数が予想を上回ったことも上昇相場を
後押ししたと考えます。
本日から始まるユーログループ会合でギリシャへの次回融資
支払いについて討議されます。
ロイター通信はこの会合で融資の実施を暫定的に承認する
見込みであると伝えています。各国議会の手続きを経て
12月3日のユーロ圏財務相会合で正式承認され、12月5日に
支払われる予定とのこと。
会合前に独、仏、伊、西の財務担当当局者が事前会合を行うなど、
ギリシャへの融資開始は着々と準備が進んでいるように思えます、
ただふたを開けてみないとわからないというのが、実際のところでしょう。
~米国~
繰り返しになりますが、先週末の大統領と上下院議会幹部との会合が
スムーズだったことや、オバマ大統領が財政の崖の回避に向けて自信を
深めていること、主要経済指標が予想を上回ったことで
マーケットは上昇をしています。
昨日発表された10月中古住宅販売件数は479万件と475万件を上回り、
また全米ホームビルダー協会が発表した11月の住宅建設業者指数は46と約6年ぶりの高水準をしめし、前月の41から急上昇をしています。
今回これらの指標の数値がただ良かっただけでなく、その内容が
評価できます。
それは差し押さえ物件や、銀行が受託ローン残高を
下回る価格での売却を決定した物件などのディストレス物件の
販売が減少しているからです。
また住宅在庫も2002年12月以来の
低水準となっていることや価格が上昇していることも注目されます。
このようにディストレス物件が少なくなっている、住宅在庫が
少なくなっていることは、つまりは新築住宅建設が促され経済成長
が促進されることを意味するからです。
これまで一方的な形で下落をしてきましたので、
期待感頼りのところはありますが、木曜日の感謝祭までは米株価は
堅調に進むと思われます。
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