昨日の世界の株式市場
NYダウ-18.58 NASDAQ -2.37 英 +53.04 仏 +47.85 独 +76.47 伊 +193.82 西 +66.70
米株式市場は続落ですが下落幅は小幅にとどまり、欧州株式市場は上昇で取りあえず一息というところでしょう。
昨日株価を引き上げたのは、値ごろ感と良かった米新規失業保険申請件数とS&Pによるスペイン国債の格付けの引き下げです。
新規失業保険申請件数は先週に比べ3万件減の33.9万件と発表され、08年2月以来の低水準となっています。
S&Pがスペインの国債をジャンク格付けの一歩手前まで格下げしたことを昨日お知らせしましたが、マーケットはこれをもってスペインの救済要請の後押しをするとの思惑から欧州株価は上昇をしています。
欧州株はそのまま上昇して終了しOKだったのですが、
米国株に関しては失業保険申請件数が、ある一州の減少がこの減少の大半を占めていた模様で、集計に疑問符が投げかけられたために効果は薄くなり、四半期決算に目が向いてしまったために米株価は下落をして終了です。
欧州危機に関しては、ラガルドIMF専務理事がユーロ圏の重債務国に財政赤字削減の時間的余裕を与えるべきだと発言をしていますが、他のトロイカメンバーが簡単にこれを飲むかどうか。メルケル独首相はこれについてはノーコメントです。ギリシャ財務省が「10月18日にほとんどの問題について結論を出すことを望む」と言っているように、来週までは何も出てきません。
来週はこのギリシャ問題、21日にはスペインの地方選挙と来週後半から再来週前半にかけて重要イベントが続きます。
日本株予想レンジ 8500~8625円
三日連続の下げ。値ごろ感やチャートポイントである8500円を意識したような買いが入り、そのレベルを抜けずに済みました。
しかし地合いの悪さは相変わらずです。
東証一部上場1689銘柄中207銘柄、つまり全体の12%が年初来の安値を更新している状態です。
昨日発表された8月機械受注統計では民間設備投資の先行指標である「船舶、電力を除く民需」の受注額が前月比3.3%マイナスと市場予想の2.3%を下回っています。
また、製造業が15.1%減とこれまた大幅に下振れで、2009年11月以来の下落幅となっており、先行き不透明感が色濃くなっているのは気になるところです。
チャートの観点からでは中期的な流れでは引き続き下落模様ですが、ボリンジャーバンドなどのオシレーター系を見るとそろそろ買いが入ってもおかしくない状態になっています。8500円をしっかりとサポートされるかがまずはポイントだと思います。
本日は10月のSQ日となっています。毎月恒例のSQ値と終値が注目される日です。
本日イベントと経済指標
日本時間8:50 日本第三次産業活動指数
日本時間18:00 ユーロ圏鉱工業生産
日本時間21:30 米生産者物価指数
日本時間22:55 ミシガン大学消費者信頼感指数
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