昨日の世界の株価
NYダウ +9.99 NASDAQ +9.78 英 -10.11 仏 +6.49 独 +33.42 伊 +103.13 西 +61.70
第二関門突破です。突破することが大事です。
注目の独憲法裁判所の判断はESM批准に条件付きながらOKを出しました。
条件付きというのは、
1) ESM条約に基づいて負担金の上限を1900億ユーロとし、将来これを超える際は下院の事前承認が必要
2) 上下両院はESMの活動について違憲を述べる権利がある
との条件です。
この1900億ユーロの額の多さですが、ESMの融資可能枠5000億ユーロのうち27.1%が独の出資比率ですから、1900億ユーロというのは現在の枠内では有り余る資金量です。
このことは現在の融資枠を満たすだけでなく、独議会にも将来の負担増の際の拒否権を与えたことになり、現況では両方が満足できる内容であったのではないでしょうか。
一方でESMに銀行免許を与えることはEU基本法に抵触するとの判断をしています。これはESMがECBからの借り入れをする案を否定したことになります。
今一度ESMが銀行免許ととり、ECBからの借り入れをするという意味を説明すると、それはECBの公開市場操作を利用して資金供給を受けることが可能になり、将来5千億ユーロの資金で救済が困難になった場合に資金基盤を盤石であることで不安を和らげることができます。
ということは、5千億ユーロで不足であると判断された場合にまたひと悶着あるということですが、まずは批准にGOサインを出しましたので関門は突破したということになりますからポジティブなものだと思います。
さて、本日は今週の最終関門といってもいいFOMC会合での結果発表があります。
バーナンキ総裁のスピーチは日本時間の明朝3時からですので、ライブでは聞けませんが市場は量的緩和第三弾が発表されるとの見方が強まっています。
今回の規模は5千億ドルが見込まれていますね。(前回は総額6千億ドルの長期債保有で毎月750億ドル分を8か月間購入)。
量的緩和の効果については、すでに長期金利が歴史的に低いレベルに達しているから必要ないのではとの話や、低金利になっても大きな経済の回復はなかったではないかとの論もあります。また今回はこれまでの規模よりも縮小される可能性があり効果は期待できないとの話もあることは事実です。
ネガティブな話もありますが、
大事なのはベターに向かって決めることだと思っています。
私は発表があると思っていますが、これまで期待感込みこみで上昇してきていますし、テクニカル上も目一杯の高さにあるので、本日のところは発表があっても予想の範囲以内であれば、ダウの続伸はないかなと思います。
日経平均予想レンジ8925~9000
FOMCの発表を控えて動き辛い展開になると予想されます。昨日発表された7月の機械受注統計は民間設備投資の先行指数である「船舶、電力を除く民需」の受注額が前月比+4.6%で、予想の+2.0%を上回り2か月連続のプラスとなっています。一昨日の大企業製造業業況も予想のー6.1に対し+2.5でしたから市況にとってはプラスです。
あまり買えていない私としては、利益確定の動きからの下げ期待したいところです。
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