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昨日の世界の株価

NYダウ -44.45 NASDAQ -31.94 -1.6 -13.00 -0.80 -18.21 西-25.10


全般的に反落しましたが、下落幅は限定的で小動きでした。QE3発動の機運は高まっているので、リスクオンからの買いの動きがある一方で、ディフェンシブ銘柄(生活必需品関連である電気、ガス、食糧、薬、鉄道が挙げられます)が売られたために大きく上昇とはいかなかったと言われています。


この日ヨーロッパは午前中に大きなニュースが飛び込みました。


ESMが独の憲法に反しているか否かの判決が12日で出されるはずでしたが、昨日政府連立与党会派属する議員からの緊急申立てについて審議すると発表されました。

この議員は欧州中央銀行が無制限の国債の購入を示したことでESM阻止が必要と考え、これを違憲とするか判決を延期するように求めています。

これに対して憲法裁判所報道官は本日の欧州時間午前中にECBの国債購入の論点を公表するとのことです。


また、既報のとおりギリシャ首相とEU, ECBそしてIMFのいわゆるトロイカが昨日会談をしているわけですが、これが芳しくなさそうです。ギリシャ政府筋の話として「トロイカとギリシャの協議は難航」と伝えられています。


ギリシャは難航している、12日の判決前に独憲法裁判所が見解を発表するわけですから、昨日の動きはリスク・オンの買いvsディフェンシブ銘柄の売りというよりも、模様眺めにならざるを得なかったためにポジション整理を誘発して小反落したんだと思います。



ECBの国債無制限買い入れを発動するにあたり、要請国は厳格な支援条件を順守しているユーロ圏の国を対象としており、スペインとイタリアを念頭に置いているのはご存じ通りです。しかし、いまのところスペイン・イタリアともに支援を要請する気配が全くしません。厳格な支援条件が問題なのは明らかで、支援要請となると独自予算作成がままならなくなるからだと思います。ギリシャやポルトガルをみていてもそれはわかりますし、会社でも人事と予算を持っている人には逆らえませんよね。予算が自由に組める=独立性の象徴ですから、予算はなかなか渡せません。


ラホイ・西首相は「ECBはスペインの財政赤字削減を指図すべきでない」と言っております。伊の首相も「ECBの債券購入を利用することはない」との発言を昨日しています。


今日の独憲法裁判所の見解はたぶんESMに対してポジティブで明日の判決も合憲との判決が出ると思いますので変な動きがあるとは考えていません。


問題はこのままでは傷が浅いときに箱が活用されない可能性が十分にあり、ずるずると続いてしまうことなのですが・・・・・


日経平均予想レンジ88008900

JALの再上場の際の公開価格が3790円に決定しました。資金の吸収金額は6630億円となるそうで、2010年の第一生命の上場以来の大規模なものとなります。本来ならば歓迎されるところでしょうが、新規資金でこの株を買うことはないと言われています。

昨日の景気ウォッチャー調査やGDPの改定値が悪かっただけに、雰囲気はあまりよくありません。ポジションは超短期間で回そうと思います。



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