金曜日の世界の株価
NYダウ +100.51 NASDAQ +16.39 英 ±0 仏 +0.65 独 +2150 伊 -73.08 西 +27.40
欧州株式は小動きでしたが、米株式はウオール・ストリート・ジャーナル紙が、バーナンキFRB議長の下院監視・政府改革委員会のダレル・アイサ委員長に宛てた書簡で追加緩和の行動をとる用意があると表明したことが伝わり、上昇して終了をしています。
独メルケル首相がギリシャについてこの日は色々と発言をしています。どの発言を取り上げるかにはよりますが、
「ギリシャがユーロ圏に残留すべき」
「独は要請があればギリシャを支援する」
と甘い言葉が出ていますが、独のスタンスは
「ギリシャが約束を果たすことを見込んでいる」
「独とギリシャの認識の相違を埋める必要」
とも発言をしていますので結局、独は歩み寄りをしていません。
当初は欧州株は下げていたのですが、ロイターが関係筋の話として、ECBが新たな債権買い入れ計画で金利幅の目標設定を検討していると報道したために欧州株式は反発をして終了しました。
一方米国ではバーナンキ議長が下院議員へ宛てて書簡で「金融の状況を緩和し、回復をテコ入れするための追加的な行動をとる余地が金融当局にはある」とし、また過去2度の金融緩和についても正当性を主張 ~つまり景気の落ち込みを防ぐのに役立ったといったのでしょう~ したことも伝わっています。
これでまたぞろ追加金融緩和策期待が高まり、市場心理が上向いたというわけです。VIX指数もこのところ上昇気味で、金曜日は16.0近くまであったものが終値では15.2台まで下落をしていることからも、市場心理が上向いたことがわかると思います。
動くテーマは相変わらずです。ギリシャ、ECBの債券購入そして米の追加金融緩和です。
ギリシャ問題はメルケル独首相が話をしている通り、一旦引き上げたECB, EUそしてIMFのトロイカによる報告待ちでしょうし、債券購入は独の裁判所の判決待ち、追加緩和は次回FOMC待ちです。
そう
すべて「待ち」です。
今週も色々と経済指標がでますが、週末31日のバーナンキ議長の講演に注目が集まります。
日経平均予想レンジ9000-9100円
調整局面となり9000円を割り込む可能性が出ていますが、9月中旬までは大きく動き辛いと考えています。割り込んだ場合の売りものの物色ということになるかと思っています。
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