昨日の世界の株価
NYダウ +211.88 NASDAQ+39.01 英 +74.84 仏 +125.38 独 +176.44 伊 +703.30
西 +363.90
見ての通り株価は大幅高。これはひとえにドラギ総裁が「ユーロ存続のためあらゆる措置をとる」との覚悟の発言をしたことに尽きます。
ドラギ総裁はソブリン債のプレミアムが金融政策の効果浸透の妨げとなっている限り、高利回りの問題はECBの責務の範囲内にある」と発言をした後に冒頭の発言をしています。
ECBは去年の8月に債券市場プログラムの一環でスペイン国債とイタリア国債の購入をしています(今年3月に停止)。「あらゆる措置をとる」わけですから当然このオペレーションの再開は考えられるわけです。
ラガルドIMF専務理事が話している通り「欧州は危機の中心」でありますのでこのドラギ総裁の発言はポジティブ・サプライズでした。
一方アメリカでは失業保険申請件数が発表され予想の33.1万件に対して32.87件でありましたし、耐久財受注も予想の+0.4%ではなく+1.6%であったのも上昇の支援材料となりました。ただ一方で6月の住宅販売保留指数はー1.4%と予想外の低下となり、先日もそうですが住宅関連指数が下振れし始めたのは気になるところです。
ドラギ総裁の発言はとても前向きで、総裁の覚悟はわかりました。歓迎ムードは来週前半まで続くかもしれません。特に今日は週末ですから、相場のもう一段の上昇も考えられます。しかしもうお気づきでしょうが、この発言に具体性はありません。これまでのユーロ圏諸国がとってきたものと同じですね。8月2日にECBの定例会合が開かれますからそこで何等かの具体案が出てこなければ当然失望感に襲われます。この発言で8月2日までの時間を稼いだと言えますね。
求む具体性!
です。
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