昨日の相場 | 相場伯爵のブログ

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昨日の世界の株価
英 +63.68 独 +50.23 仏 +12.72 スペイン+19.20 米ダウ +46.17 NASDAQ -13.70

昨日のマーケットの注目はスペインの中・長期国債の入札及びバーナンキFRB議長の議会証言でした。そこに飛び込んできたのは噂をされていた中国の利下げ。ただポジティブな動きであった株式市場もバーナンキ議長の期待外れの発言に水を差されてしまいました。


スペインの国債入札はこれまでのEUの発言やドイツが強硬姿勢が緩和しているためか、非常に順調に進みました。10年債の利回りは1998年以来の高水準でしたが、直前の流通市場(所謂セカンダリーマーケット)の利回りより下回ったものでした。ただし応札したのが海外勢ではなく国内銀行がしたものではないかとされています。それでも年内に必要な調達額の58%を確保できましたから、まずは一安心というところでしょう。また独メルケル首相がユーロ圏の安定のためにはあらゆる既存の仕組みの活用を支持する用意があると発言しております。ヨーロッパの株式は前日比プラスで終了しました。


中国の6月中の利下げ観測は上がっていたものの、上述した通り昨日利下が発表されました。この利下げは実に三年半ぶりの利下げとなります。この発表は週末土曜日に発表される消費者物価指数、生産者物価指数、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資などの指数の悪化を前提としているとの声が聞かれます。新華社通信は先月29日に08年に行ったような大規模な景気刺激策をとる意向はないと発表しましたが、この利下げを契機に金融緩和政策がキック・オフされたかもしれません。


米株はヨーロッパ市場の上昇また中国の利下げ発表を受け非常にポジティブで始まったわけですが、バーナンキ議長の証言はその動きに水を差してしまいました。「金融情勢が悪化した場合FRBは必要に応じて行動をとる準備が整っている」と発言をしていますが。市場の期待はQEⅢの手がかりになるものや、現在行っているツイオペの延長に関するものなど、具体的金融方策への発言でしたが、全くなされませんでした。市場はバーナンキ証言のあと失望感から下落、ダウこそ前日比プラスでしたが、NASDAQはマイナスで終了してしまいました。今月19-20にF.O.M.Cの会合が開催されます。


本日は中国の利下げを好感した動きがみられるでしょうが、根幹は変わっていませんので昨日も書きましたがここで長期ポジションを仕込むのはつらいですね。


最後にユーロ/ドル相場ですが、4時間足のチャートからすると、次のターゲットは1.26~1.261となります。ここを超えればこれまでの切り替えしが一段と上方へ引っ張られます。

本来ならばチャートを載せるところですが、うまく載りませんでした。すみません。





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