欧州株 英 休場 独DAX -8.83 仏CAC40 +31.61 西 +28.30
米国 ダウ+26,49 NASCAQ +18.10
昨日は予定通りG7財務相・中央銀行総裁による電話会議が行われました。共同声明は発表されませんでしたが、
昨年9月に合意した、過度な為替変動を回避するため各国が適切に協力する
欧州の金融・財政同盟に向けた進展について協議した
と言われています。
為替については「円高について一部の財務相から強い介入要請があった」と漏れ伝わっていますが、誰だったかは言わずもがなです。しかしこの状況で「円は強すぎるよね、どうにかしなければ」など円売り協調介入をする可能性は低いでしょう。現段階で円安に振れてもマーケットの根っこの状況が変わっていませんので、ファンダメンタルズからいっても、どんどん円安になるとは考え難いのは明白です。
昨日はスペインのモントロ財務相がラジオで「リスクプレミアムから見て、スペインに対する市場の門戸は開かれていない。債務借り換えが必要な場合、国家として市場へのアクセスに問題がある」と訴えました。また「現在の借り入れコストではスペインは実質的に金融市場から締め出されている」とも言い不安感を煽りましたが、EFSF(欧州金融安定ファシリティー 融資枠4400億ユーロ)がスペインに信用枠を出すとの報道やスペイン同財務相が「スペインの国内銀行が必要な資金は法外なものではない」との発言報道がなされたために、安心感が広がり株価はプラス。
米国株はEFSFのスペインに対する信用枠の供与、また非製造業部門の景況指数が予想の53.40ではなく53.70で久しぶりの予想を上回る数字であったことから、最近の株価下落に伴い値ごろ感が出ていたことも手伝い上昇。
スペインに関しては7日に最大で20億ユーロの中期・長期国債の入札が順調にいくのか否かは注目するところですが、本日は何と言ってもECBの政策金利決定会合があります。金利に関しては変更なしとみていますが、会合後のドラギ総裁の発言が昨今注目されている「銀行同盟」「ESMによる銀行への直接融資」や金融緩和の話などなど、どこまで踏み込んだ発言がなされるのかがポイント。
円安や昨夜の欧米市場のポジティブな動きは本日の日本株にとってはプラスです。ただ月曜日にも書きましたがこの会合の終わりまで全体としては動き辛いと思っております。