Oh Fxxx! とFワードがあちらこちらか聞こえそうなマーケットが続いています。もう皆さんもご存じの通り、先週末に発表された米国雇用統計またISMは良いものではなく、NYダウは5か月半ぶりの低水準。つまり年初来からの上昇分を吐き出してしまいました。
非農業部門雇用者数が落ちたのは暖冬で雇用数の先取りが行われたとの見方がありますし、ここでも取り上げてきました住宅関連の指標がおおむね改善基調であることを考えると、年初に買えなかったがタイムスリップがでてきて幸運と考える人々が出てきてもおかしくないかもしれません。
為替では米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したところによると5月29日時点でのユーロ/ドルの売り越し幅は20万3415枚と三週連続で過去最大を更新しているとのことです。またここまでユーロは一方的に売られてしまっていますからオシレーター系チャートはすでに「大きく売られすぎ」と出ています。
今週は水曜日にECBの政策金利決定会合があり、木曜日にはBOEが金利を発表します。双方とも金利変更はしないと思われていますが、昨今の経済情勢を考えるとECBは金融緩和に対し、より柔軟な姿勢を見せるでしょうし、BOEは一部報道によると500億ポンド規模の経済テコ入れを表明するのではと噂をされています。
このFワードな状況を作り出しているものは解決されていないわけですから、急激に相場のトレンドが下から上へとなるわけではないと思います。ただここまで来てしまうとポジション調整の動きも気になりますし、週央のイベントもあるわけですので個人的には今日明日のところはこれまでのような一方的な売りが入るリスクは低いと思っています。