平凡な大学生で3億円の本

　なんか知人が『 平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます！ 』を読んだ（立ち読みだったかな）と言っていたが、これのことか。この本はおそらく有名なのだろう。30万が3億円になるのは確かにすごい。最近は書店にこの手の本が山積みになっているので、詳しくなかったし、内容を推して知るべしという感じだろう。

　週刊誌に、この本についての鴻上氏の書評が載っていた。彼曰く、毎日朝8時半に起きてPCに向かって売買するのは殊勝だとのこと。そうだろうか・・・。まぁいい。それから、この大学生、将来は家業の農家を継ぐらしい。就職活動をしたということだが、これだけの戦績なら、どこかの証券会社のディーラーにはなれただろう。農家をするなら、3億円で事業強化できるだろうし、農家やりながら売買もできるだろう。一日中、PCに向かうデイトレーダーを批判する人も多いが、将来農業をするならそれでもいいだろう。

　本の内容は興味は沸かないので読まないが、気になることがひとつある。なぜ何億円か儲けるとみんな本を書くのだろうか。まぁ、もちろん、書いていない人もいるだろうし、じゃ、なんでブログ書くんだと言われそうだが・・・。