みなさん、こんにちは!
今日は、「失敗」をキーワードにして書いてみます。
ビジネスで、
失敗したケース…
と、
成功したケース…
この両者を比較すると、
成功したケースはごく一部だけ…
だというのが分かります。
しかし、多くの会社やお店では、この、
ごく一部しかない、成功したケース…
に、すべてを学ぼうとする傾向があるのです。
失敗したケースは切り捨てている…
わけです。
では、
多くの失敗したケースからは、何も学ぶことはない…
のでしょうか…?
みなさんは、どう思いますか…?
そこで、資料を調べてみると、ある興味深い傾向が表れていたのです。
その傾向とは、
成功しなかったケースの多くは、成功にしか学んでいなかった…
それとは逆に、
成功したケースの多くは、失敗にこそ学びを求めていた…
という傾向なんです。
そして、さらに、
成功しなかったケースの多くは、成功だけが前提…
なので、
「~してはダメ」の発想…
がほとんどで、それとは逆に、
成功したケースの多くは、失敗もあるという前提…
なので、
「~も試してみよう」「~もしてみよう」の発想…
が多かったのです。
みなさんは、この傾向を見て何を感じたでしょうか…?
ここが重要なんです。
たしかに、
リスクを軽減する…
ためには、
「~してはダメ」の発想
が必要なのは事実です。
では、
制約で雁字搦め…
にすれば、
必ず成功する…
のでしょうか…?
資料では、
制約で雁字搦めにすればするほど、逆に失敗しやすくなっていく…
という傾向が見て取れたのです。
もう少し分かりやすく言うと、
「~してはダメ」…
と考えれば考えるほど、
打ち手に行き詰まってしまい、なにもできずに終わってしまう…
ということです。
成功したい…
と言いつつ、
失敗しやすくしている…
この現状、ほんとうに、これで、いいのでしょうか…?
みなさんは、どう思いますか…?
ポイントは、ここなんです。
つまり、
成功させたい…
と考えるなら、
「~してはダメ」の発想…
で、
制約ばかりを増やす…
のではなく、
逆に制約を減らし、失敗を受け入れる…
ことで、
失敗にこそ学びを求め、それにより、成功の確率を高めていくという発想をする…
ことが、必要だということです。
失敗を回避するのではなく、失敗を受け入れ、失敗にこそ学びを求めるようにする…
失敗を回避しようと、制約を増やせば増やすほど、かえって失敗しやすくなってしまいますので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「マネジメント」「哲学」「心理学」「マーケティング」「社会学」「経済学」「経営学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
■「みなさんへの質問」
みなさんの会社やお店では、失敗を受け入れていますか…?
制約ばかりを増やすことで、かえって失敗しやすくしているのではないですか…?
失敗したくないなら、成功から学ぶだけでなく、失敗を受け入れ、失敗からこそ学んでいくことが必要なのではないでしょうか…?
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。