みなさん、こんにちは!
年があらたまり、はや半月が過ぎました。
しかし、
まだまだ、正月気分が抜けない…
という方も多いのではないでしょうか…?
本来なら、バリバリと仕事をこなしているはず…
と思いつつも、
なかなか思うようにならない…
では、
心をあらため、年始に立てた「熱い志」…
も、
絵に描いた餅…
になってしまいます。
お正月だけが、
心をあらためる…
ときではありません。
今日の良き日、毎日、心をあらためる…
ことはできるのです。
そこで、今日は、毎年書かせていただいている、
松下幸之助翁の言葉…
を、みなさんにお贈りいたします。
ぜひ、心静かに読んでみてください。
「日々是新」
年があらたまれば心もあらたまる。
心があらたまればおめでたい。
正月だけがめでたいのではない。
心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。
きのうもきょうも、自然の動きには何ら変わりはない。
照る陽、吹く風、みな同じ。
それでも心があらたまれば、見るもの聞くものが、みな新しい。
年の始めは元日で、一日の始めは朝起きたとき。
年の始めがおめでたければ、朝起きたときも同じこと。
毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。
あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。
きのうはきのう、きょうはきょう。
きのうの苦労をきょうまで持ち越すことはない。
「一日の苦労は一日にて足れり」というように、きょうはまたきょうの運命がひらける。
きのうの分まで背負ってはいられない。
毎日が新しく、毎日が門出である。
日々是新なれば、すなわち日々是好日。
素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。
さあ、みんな元気で、新しい日々を迎えよう。
道をひらく 松下幸之助著