みなさん、こんにちは!
今日は、「異能」をキーワードにして書いてみます。
同業他社に負けたくない…
なんとか生き残っていきたい…
多くの会社やお店が、こう考え、
日々努力…
しています。
たしかに、これは、とても素晴らしいことです。
ただ、
ある問題が顕在化しつつある…
のも、事実なんです。
その問題とは、
同じ能力で戦おう…
としている点なんです。
そこで、まず、次のケースを読んでみてください。
地域で競合同士の、A社とB社…
は、
ほぼ同等の規模、ほぼ同等の商品展開、ほぼ同等のサービス…
で、お互いしのぎを削っています。
競合より、少しでも前に出ようとする姿勢…
は、
素晴らしいものがある…
といえます。
では、お客さまにとっては、どう感じているのでしょうか…?
お客さまの多くは、
看板が違うだけ…
で、
ほぼ同じことをしている会社…
と感じていたのです。
そのため、
どちらか選ぶ…
というより、
どちらの会社も利用する…
ようになっていたのです。
すると、どうなったか…?
両社とも、
しのぎを削ることに疲弊し、経営力が落ちていった…
のです。
みなさんは、このケースを読んで何を感じたでしょうか…?
「同じ土俵で戦っているのだから、仕方のないこと…」
と思われ方も多いかもしれません。
では、
同じ能力を競い合うことだけ…
しか、方法はないのでしょうか…?
みなさんは、どう思いますか…?
ここが重要なんです。
多くの会社やお店では、
他社と同じ能力を競い合おうとする…
傾向があります。
たしかに、上述したように、
切磋琢磨する…
ことは、とても素晴らしいことです。
しかし、
同等の能力だけ…
で競い合っていたのでは、
一歩抜け出すの難しい…
のも事実なんです。
言い換えれば、
一歩抜け出す…
には、
違う能力の部分に目を向ける…
ことも必要なんです。
ポイントは、ここなんです。
つまり、
勝ち残りたい…
と考えるなら、
同等の能力で競い合う…
だけでなく、
他社には真似できない、異能の部分に磨きをかける…
という発想も必要だということです。
同等の能力を競い合うのではなく、異能を発揮し、他社とは違う能力に磨きをかける…
同じ能力だけを競い合っていたのでは、競合他社に一歩差をつけることはできませんので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「マーケティング」「マネジメント」「心理学」「哲学」「行動経済学」「社会学」「経済学」「経営学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
■「みなさんへの質問」
みなさんの会社やお店では、競合他社と同じ能力で競っていませんか…?
自社自店だけの、異能といえるものを見つけ、そこで競うようにしていますか…?
競合他社と同等の能力を競い合うのではなく、競合他社には真似できない、異能の部分で勝負することも、必要なのではないでしょうか…?
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。