一律の基準に当てはまらなくても、お客さまの感情と真摯に向き合い読み解いていく | マーケティング経営 95%が知らない成功の心技

マーケティング経営 95%が知らない成功の心技

ビジネスプロデューサーでありコンサルタント会社CEOが、
「95%」の人が知らない「マーケティングを活用した実践経営術と戦略」を
マインド(心)・テクニック(技)・エモーショナル(感情)を織り交ぜて、
仕組みをやさしく解説&コーチング。

 
みなさん、こんにちは!
 
今日は、「読み解く」をキーワードにして書いてみます。
 
 
商品やサービスを買う…
 
ときの、
 
お客さまの感情を読み解く…
 
のは、とても難しいことです。
 
 
たとえば、こんなケース。
 
 
1本1,000円のワインを飲むときのメインディッシュ…
 
と、
 
1本10,000円のワインを飲むときのメインディッシュ…
 
では、
 
同じ値段の料理を注文する…
 
のでしょうか…?
 
 
みなさなら、どうしますか…?
 
 
普通に考えれば、
 
ワインに合う料理…
 
であれば、
 
値段は同じもの…
 
でもいいように感じます。
 
 
しかし、実際のデータでは、そうではないのです。
 
 
高いワインを注文する…
 
ときは、
 
それなりに高い調理を注文する…
 
という傾向が見て取れたのです。
 
 
ようするに、
 
こういった感情…
 
は、
 
同じ食事…
 
という括りだけでは、
 
読み解けない感情…
 
なんです。
 
 
すると、ある疑問がわき起こります。
 
 
それは、
 
こういった感情を理解する必要があるのか…?
 
という疑問です。
 
 
みなさんは、どう思いますか…?
 
 
ここが重要なんです。
 
 
多くの会社やお店では、
 
難しい感情…
 
については、
 
考えないようにする…
 
という傾向があります。
 
 
たしかに、
 
こういった感情は、一律の基準がある…
 
というわけではありません。
 
 
なので、
 
個々のケースで最適化する…
 
のは、
 
とても面倒…
 
なのも事実です。
 
 
ならば、
 
見過ごしていいのか…?
 
というと、
 
そうではない…
 
のです。
 
 
資料では、
 
この感情を見過ごす…
 
ことが、
 
売上げなどに大きなマイナスの影響を与える…
 
という傾向見て取れたのです。
 
 
ポイントは、ここなんです。
 
 
つまり、
 
より多く売りたい…
 
と思うのなら、
 
一律の基準に当てはめることができないお客さまの感情…
 
を、
 
避けて通ろう…
 
とするのではなく、
 
どんなに難しく、複雑な感情…
 
であっても、
 
真摯に向き合い、少しでも読み解こうと努力する…
 
ことが必要だということです。
 
 
160525
 
 
一律の基準に当てはまらなくても、お客さまの感情と真摯に向き合い読み解いていく…
 
お客さまの感情を一律の基準で当てはめるのではなく、個々のケースで読み解く努力をすることが重要ですので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
 
ちなみに、今日の記事に関連して、「マーケティング」「行動経済学」「心理学」「哲学」「マネジメント」「社会学」「経済学」「経営学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
 
 
 
■「みなさんへの質問」
 
みなさんの会社やお店では、お客さまの気持ちを個別に読み解いていますか…?
 
自分たちの都合で、無理矢理に一律の基準に当てはめようとしていませんか…?
 
個々のケースを読み解くのは面倒なことですが、その努力が、売上げへと繋がっていくのではないでしょうか…?
 
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。