みなさん、こんにちは!
今日は、「読み解く」をキーワードにして書いてみます。
商品やサービスを買う…
ときの、
お客さまの感情を読み解く…
のは、とても難しいことです。
たとえば、こんなケース。
1本1,000円のワインを飲むときのメインディッシュ…
と、
1本10,000円のワインを飲むときのメインディッシュ…
では、
同じ値段の料理を注文する…
のでしょうか…?
みなさなら、どうしますか…?
普通に考えれば、
ワインに合う料理…
であれば、
値段は同じもの…
でもいいように感じます。
しかし、実際のデータでは、そうではないのです。
高いワインを注文する…
ときは、
それなりに高い調理を注文する…
という傾向が見て取れたのです。
ようするに、
こういった感情…
は、
同じ食事…
という括りだけでは、
読み解けない感情…
なんです。
すると、ある疑問がわき起こります。
それは、
こういった感情を理解する必要があるのか…?
という疑問です。
みなさんは、どう思いますか…?
ここが重要なんです。
多くの会社やお店では、
難しい感情…
については、
考えないようにする…
という傾向があります。
たしかに、
こういった感情は、一律の基準がある…
というわけではありません。
なので、
個々のケースで最適化する…
のは、
とても面倒…
なのも事実です。
ならば、
見過ごしていいのか…?
というと、
そうではない…
のです。
資料では、
この感情を見過ごす…
ことが、
売上げなどに大きなマイナスの影響を与える…
という傾向見て取れたのです。
ポイントは、ここなんです。
つまり、
より多く売りたい…
と思うのなら、
一律の基準に当てはめることができないお客さまの感情…
を、
避けて通ろう…
とするのではなく、
どんなに難しく、複雑な感情…
であっても、
真摯に向き合い、少しでも読み解こうと努力する…
ことが必要だということです。
![160525](https://stat.ameba.jp/user_images/20160524/22/marketing95/6b/27/g/o0300030213654682653.gif?caw=800)
一律の基準に当てはまらなくても、お客さまの感情と真摯に向き合い読み解いていく…
お客さまの感情を一律の基準で当てはめるのではなく、個々のケースで読み解く努力をすることが重要ですので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「マーケティング」「行動経済学」「心理学」「哲学」「マネジメント」「社会学」「経済学」「経営学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。
■「みなさんへの質問」
みなさんの会社やお店では、お客さまの気持ちを個別に読み解いていますか…?
自分たちの都合で、無理矢理に一律の基準に当てはめようとしていませんか…?
個々のケースを読み解くのは面倒なことですが、その努力が、売上げへと繋がっていくのではないでしょうか…?
みなさんの貴重なご意見を、コメントとして残してください。