ビジネスにおける選択においては、1つだけが正しいという思い込みは捨てること | マーケティング経営 95%が知らない成功の心技

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ビジネスプロデューサーでありコンサルタント会社CEOが、
「95%」の人が知らない「マーケティングを活用した実践経営術と戦略」を
マインド(心)・テクニック(技)・エモーショナル(感情)を織り交ぜて、
仕組みをやさしく解説&コーチング。

 
みなさん、こんにちは!
 
今日は、「選択」をキーワードにして書いてみます。
 
 
ビジネスをするとき、
 
陥りやすい間違い…
 
の1つに、選択という問題があります。
 
 
ちなみに選択とは、みなさんもご存じのように、
 
二つ以上のものの中から、基準や好みに合ったものを選び取ること…
 
という意味です。
 
 
ただ、これだけでは、ちょっと分かりにくいので、少し説明を加えてみます。
 
 
選択間違いをおかす…
 
これは、みんさんも、なんとなく感覚で分かると思います。
 
 
生まれてこの方、まったく選択ミスをしたことがない…
 
なんて人はいないと思いますので、この感覚は分かっていただけるはずです。
 
 
では、なぜ、
 
選択の間違い…
 
という罠に陥ってしまうのでしょうか…?
 
 
データを見ると、
 
ある傾向と関係している…
 
という傾向が見て取れたのです。
 
 
その傾向とは、
 
必ずどちらかが正しい…
 
という思い込みなんです。
 
 
たとえば、こんなケース。
 
 
Aという方法論…
 
で集客したら、50人のお客さまが集まった。
 
 
これに対し、
 
Bという方法論…
 
で集客したら、5人のお客さまが集まった。
 
 
では、どちらの方法論が正解でしょうか…?
 
 
答えを出せ…
 
と言われれば、多くの人は、
 
Aを選択する…
 
はずです。
 
 
データでも、
 
ほとんどの人がAを選択…
 
していました。
 
 
普通に考えれば、間違いなくAが正解の方法論です。
 
 
なぜなら、10倍も成果が違うのですから…。
 
 
では、もう1つ。
 
 
先ほどと同じ方法論に、何回か改善を加えました。
 
 
すると、
 
Aという方法論…
 
では、
 
当初は、50人しか集まらなかった…
 
のに、
 
現在は、70人集まる…
 
ようになりました。
 
 
これに対し、
 
Bという方法論…
 
では、
 
当初は、5人しか集まらなかった…
 
のに、
 
現在は、100人集まる…
 
ようになりました。
 
 
ここで、もう一度質問です。
 
 
AとB…
 
どちらの方法論が、正しいでしょうか…?
 
 
実は、ここが重要なポイントなんです。
 
 
多くの場合、人は、
 
答えは1つ…
 
と考えてしまいがちなんです。
 
 
しかし、上述したように、
 
必ずしも答えは1つではない…
 
のです。
 
 
結果が逆転すること…
 
もあれば、
 
どちらも正しいという結果になること…
 
もあるし、
 
もしかしたら、どちらも間違っていた…
 
なんてことだってあるわけです。
 
 
つまり、
 
どれか1つだけが正しい…
 
という、
 
思い込みを捨てる…
 
ことが必要であり、
 
それが、選択の間違いに陥らない…
 
ためには、重要だということです。
 
 
140329
 
 
ビジネスにおける選択においては、1つだけが正しいという思い込みは捨てること…
 
ビジネスにおける選択には、決まった答えがあるわけではありませんので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
 
ちなみに、今日の記事に関連して、「心理学」「経営学」「社会学」「哲学」「数学」「経済学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。