みなさん、こんにちは!
今日は、「選択」をキーワードにして書いてみます。
ビジネスをするとき、
陥りやすい間違い…
の1つに、選択という問題があります。
ちなみに選択とは、みなさんもご存じのように、
二つ以上のものの中から、基準や好みに合ったものを選び取ること…
という意味です。
ただ、これだけでは、ちょっと分かりにくいので、少し説明を加えてみます。
選択間違いをおかす…
これは、みんさんも、なんとなく感覚で分かると思います。
生まれてこの方、まったく選択ミスをしたことがない…
なんて人はいないと思いますので、この感覚は分かっていただけるはずです。
では、なぜ、
選択の間違い…
という罠に陥ってしまうのでしょうか…?
データを見ると、
ある傾向と関係している…
という傾向が見て取れたのです。
その傾向とは、
必ずどちらかが正しい…
という思い込みなんです。
たとえば、こんなケース。
Aという方法論…
で集客したら、50人のお客さまが集まった。
これに対し、
Bという方法論…
で集客したら、5人のお客さまが集まった。
では、どちらの方法論が正解でしょうか…?
答えを出せ…
と言われれば、多くの人は、
Aを選択する…
はずです。
データでも、
ほとんどの人がAを選択…
していました。
普通に考えれば、間違いなくAが正解の方法論です。
なぜなら、10倍も成果が違うのですから…。
では、もう1つ。
先ほどと同じ方法論に、何回か改善を加えました。
すると、
Aという方法論…
では、
当初は、50人しか集まらなかった…
のに、
現在は、70人集まる…
ようになりました。
これに対し、
Bという方法論…
では、
当初は、5人しか集まらなかった…
のに、
現在は、100人集まる…
ようになりました。
ここで、もう一度質問です。
AとB…
どちらの方法論が、正しいでしょうか…?
実は、ここが重要なポイントなんです。
多くの場合、人は、
答えは1つ…
と考えてしまいがちなんです。
しかし、上述したように、
必ずしも答えは1つではない…
のです。
結果が逆転すること…
もあれば、
どちらも正しいという結果になること…
もあるし、
もしかしたら、どちらも間違っていた…
なんてことだってあるわけです。
つまり、
どれか1つだけが正しい…
という、
思い込みを捨てる…
ことが必要であり、
それが、選択の間違いに陥らない…
ためには、重要だということです。
![140329](https://stat.ameba.jp/user_images/20140328/12/marketing95/e2/81/g/o0300030012889611350.gif?caw=800)
ビジネスにおける選択においては、1つだけが正しいという思い込みは捨てること…
ビジネスにおける選択には、決まった答えがあるわけではありませんので、みなさんも、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、今日の記事に関連して、「心理学」「経営学」「社会学」「哲学」「数学」「経済学」などの概要を押さえておくと役に立つと思いますので、ぜひ調べてみてください。