サントリーの発売したノンアルコールビール「オールフリー」は
販売開始1週間で出荷がストップしてしまいました。
現在は販売休止中で、
来月上旬から販売再開予定とのことです。
サントリーほどの大企業の商品が品薄なのですから、
これはもう大ヒット商品に間違いありません。
しかし、実際のオールフリーの7月の出荷量は
新ジャンル(ノンアルコール・第3のビール)のわずか2.7%でした。
実はオールフリーを生産している工場は1ヶ所のみで、
ガリガリ君と同様、この商品だけが売れているというわけでもないようです。
現在のラー油ブームの発端である
桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は今でも品薄です。
桃屋も、まさかここまでヒットするとは思っていなかったはずです。
ひと昔前でしたら、
新たに工場を作り、人を雇って増産体制を強固なものにしたに違いありません。
しかし、今はブームの移り変わりが非常に早く、
体制を整えて品物が出回る頃にはブームが終わっていることさえあります。
これではメーカーは大きな損失を被ってしまいます。
モノが売れない時代だと言われ続けていますが、
決してそんなことはないと私は考えています。
その時代、その人に合った商品やサービスは受け入れられます。
そのための差別化、魅力化、効率化なのです。
【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】
大企業でも積極的な増産体制が取れない時代です。
小回りの効く中小企業の方がニーズに応えられる場面は数多くあります。
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