昨日の記事 にも書きましたが、

お客さんは、価格が高い商品の方が品質が良いだろうとイメージします。



ブランド品などがその例です。


ルイヴィトンやシャネルのバッグは非常に高価です。

しかし、その価格も商品の魅力になっています。


安すぎるヴィトンのバッグは却って信頼できません。


また、希少性や限定感 を感じさせることはさらに効果的です。




100円のリンゴと1000円のリンゴが売っていたら

「欲しい」と思うのは1000円のリンゴです。


しかし、実際に1000円のリンゴを買う人はそう多くありません。



今のように不景気と呼ばれ

自由に使えるお金に余裕がない時はなおさらです。



お客さんのタイプとしては


1.価格を気にしないで買う人

2.安ければいいが、高くても納得すれば買う人

3.安いかどうかを基準に買う人


に分けられます。



多くの人は、自分が興味のあるものや

こだわりがあるものを買う時には1や2になりますが

興味のないものを買う時はなるべく安いものを選びます。


ワンルームのアパートに住んでいるのに車は高級外車

なんていう「一点豪華主義」の人もよく見かけます。




また、3のお客さんは

「お金は出さないが口は出す」という、

クレームや要求も多いことがよくあります。



自社の商品・サービスがどの層をターゲットにしているのか

改めて考えてみるといいかもしれません。




【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】


お客さんの3タイプ

1.価格を気にしないで買う層

2.安ければいいが、高くても納得すれば買う層

3.安いかどうかを基準に買う層

のうち、どのお客さんをターゲットにするのか

改めて考えてみましょう。




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どんな商品・サービスにも価格があります。


人は、安い物よりも高い物のほうが

品質が良いだろうと思っています。




価格と品質が連動しているという実験結果があります。



中身が同じビールを、ビール通の人に名前を伏せて試飲してもらいます。


1つ目は1500円

2つ目は1000円

3つ目は500円


と、それぞれ違う価格で表示したところ

一番価格の高いビールがもっとも多く「おいしい」と評価されました。



企業としては同じ物を売るのですから高く売れた方が儲かります。


しかし、今はブログやtwitterで消費者が情報を発信できる時代です。

価格が高くても品質が悪い商品にはすぐに悪い評判が広まります。


では、価格の付け方にはどんな種類があるのでしょうか。




明日からは価格の付け方を紹介していきます。





【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】




価格が高い商品やサービスの方が

品質が良いという消費者心理がある。




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10個限定


初回限定


会員限定



などなど、限定と名のつくサービスや商品はたくさんあります。
これも、品薄感を演出するための施策なのです。



面白い実験結果があります。


中身がまったく同じの10個入りのクッキーと2個入りのクッキーを

同じ数の人に食べてもらったところ、

2個入りのクッキーを食べた人の方が「おいしい」と評価しました。



「もともと10個入りだったクッキーが

 自分のところに回ってきたときに2個しかなかった」


というケースでも、同様に多くの人が「おいしい」と評価したそうです。



この希少価値がなくなると途端に売れなくなる場合もあります。


実際、スターバックスコーヒーは

アメリカ国内で年間600店のペースで店舗数を増やしていましたが、

採算の合わない店舗が増加し、2年前には600店舗が閉店しました。


もちろん他にも原因はありますが、

希少価値が感じられなくなると人は魅力を感じなくなること原因のひとつです。



欲しい人全員に売ったほうが売上げも上がるし、

手に入らないお客さんもいなくなるのだから

企業にとっても顧客にとっても満足だろうと考えがちです。



しかし、数多く商品を作るということは不良在庫を抱える不安がありますし

いつでも手に入る商品に人はそれほど魅力を感じないものです。


すべての商品を限定にしてしまうことにも問題はありますが

定番商品と限定商品を使い分けることで

お客さんをより一層ファンにすることができます。



【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】

品薄感や限定感があると、それだけで魅力が増す。

しかし、限定数を増やしたり、期限を延長したりと

その限定性を勝手に変更すると、顧客の信頼を損なう恐れがあります。


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