昨日は
オークションは時として
必要以上に価格を吊り上げる心理効果がある
ということを説明しました。
今日は、
誰にとっても同じ価値のものをオークションしたとき
人はどう動くのか
を考えていきます。
商品をオークションで買う時、
人によって「この金額まで出せる」
という予算があるはずです。
その予算がその人にとっての
「商品に感じている価値」なのですが、
これが誰にとっても同じ価値の商品だったらどうでしょうか?
たとえば普通の1000円札や5000円札で考えてみます。
(この例は海外では「1ドル紙幣のオークション」として有名です)
実際にはありえないことですが、
オークションで5000円札を競るとします。
ルールは以下の通りです。
・100円単位で入札ができる
・もっとも高い金額を提示した人が落札できる
・一度入札した金額を下げることはできない
ここまでは普通のオークションと変わりません。
しかし、もうひとつルールを追加します。
・落札できなかった人も
最後に自分が提示した金額を支払う
落札できなくてもお金を支払うオークションです。
これに参加したとき、人はどう動くでしょうか?
詳細は明日の記事で説明しますので
みなさんも考えてみてください。
【今日のポイント byマーケティングアドバイザー】
誰にとっても同じ価値であることと、
落札できなくても支払わなければならないこと
この2点がどう影響するのか、考えてみましょう。
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