結局なにも変わらないと嘆く前に、イチ国民として考えなくてはならないこと。 | なぜ売れた?ヒットの裏に何が? 広告のプロがマーケティング視点で、成功の秘訣を勝手に考察中

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こんばんは。



昨日から、岸田新総理絡みのニュース・報道で持ちきりですね。



思い返せば、まだ菅首相が続投の温度感だった当時の状況下で、



岸田さんが負けを覚悟で最初に勝負に出たことは、彼の決意と勇気が見えたし、



良い意味で岸田さんのイメージを変えるインパクトがあったと思います。



他の候補は全員、菅首相が出馬しないことを表明してからの立候補だったことを思えば、



岸田さんはかなり思い切った(一部では無謀とも評される)行動を起こした。



あの当時は、ご本人も含めて、まさか本当に総理になると思っていた方は、



かなり少なかったのではないでしょうか?少なくとも自民党議員の中にはいなかったのでは?



★当時の記事

https://ameblo.jp/marketing-psychology/entry-12696172443.html



それが何と、蓋を開けてみればダントツのトップ当選となりました。



この背景には、各報道機関が報じてますが、岸田さんのリベラル→保守への変身で、



3Aの派閥票を取り込むことに成功したから、という見方が大勢ですよね。



そして、その変身ぶり忖度ぶりに、批判的な報道が圧倒的に多く、



少しづつ見えてきた党の役員人事へも、国民の批判が沸き起こり始めています。



なんだ、結局、この人になっても、何も変わらないのか?と。。



でも、私はこう思うんです。



こういうケースは、政治に限らず、民間でもよく起こります。



その時に大切なのは、問題の本質がどこにあるのか?をまず見極めることです。



岸田さん、最初は意気揚々と立候補されました。ちょっとカッコ良かった。



でも、次第に〝変身〟や〝変節〟をしていった。



自身が当初掲げたリベラルな見解が、明らかに保守寄りに変化していった。



なぜか?



それは、選挙に勝つためです。そうしないと、選挙に勝てないと判断したから



つまり、未だ根強い権力者への忖度や・配慮をしなければ、派閥の票を取れない。



つまり、問題の本質は、ここにある訳です。



我々国民の民意から遠く離れたところにいる権力者たちに取り入らなければ、



この国のトップに立つことはできない、その構造(仕組み)こそが元凶であって、



それが変わらない限りは、この国のトップに立つ総理の本質は変わらないし、



その総理が組閣する内閣の本質も変わらない、ということではないでしょうか?



本当の問題は、人にあるのではなく、その構造(仕組み)にある。



これは、社会や組織を少しでも良い方向に変えていくために絶対に持っておきたい意識です。



最後までお読みいただきありがとうございました



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https://ameblo.jp/marketing-psychology/entry-12698180221.html